出逢いと別れ・・・
今、僕がお世話になっている所で、何人かの若者に出逢いました。この歳になっても出逢いは嬉しいもので、息子や娘よりも若い人たちと過ごす事でたくさんの刺激も貰いました。彼らの中には仕事をしながらあちこちを渡り歩いている者も居て、仕事先で意気投合して一緒に新しい職場に来たと言う者も居ます。その中の一人が、今日で今の職場を離れ新しい旅に出ました。一緒に来たもう一人の若者が、涙をこらえきれずに控え室で涙をぬぐっている姿も見ました。何ヶ月か前に出逢い、熱い友情が生まれた二人が、今日から別々の道を歩くことになります。旅立つことになった若者は、僕が駅まで送ったのですが・・・彼もまた僕の車の中で、感慨深い表情をしていました・・・明日への希望と、一抹の寂しさと・・・。ランブリン・ボーイ Rambling boy 1)あいつは男 一緒に苦しみ 一緒にさまよった 雨の日も風の日も *いま祈る 流れ者 この旅に 幸あれと いま祈る ひとり旅 あいつに 幸あれと2)見知らぬ町に来て ひとつ仕事を分け合って ひとつの部屋で ひとつ茶碗で食べあった *くりかえし3)夜更けの寂しい小屋で 雨に打たれたあいつは 熱にうなされ 震えながらあの世へ逝った *くりかえし4)ひとり残され この世の旅の終わりに あいつに逢ったなら あの世でふたりまた旅に出よう *くりかえし