フォークの日・・・
70歳最後の日は青空の伊豆です。4月9日『フォークの日』に寄せて・・・。 僕の唄の原点・・・。腰まで泥まみれ 詞 中川五郎・蛇足鈍也 曲 ピート・シガー 1)昔僕が優秀な軍隊の隊員だったとき 月夜の晩にルイジアナで演習をした 隊長は僕らに「河を歩いて渡れ!」と言った 僕らは膝まで泥まみれ だが隊長は言った「進め!」2)「隊長あぶない引き返そう」と軍曹が言った 「行くんだ軍曹俺は前にここを渡ったぞ。 ぬかるみだけど頑張って歩き続けろ!」 僕らは腰まで泥まみれ だが隊長は言った「進め!」3)「隊長こんな重装備では だれも泳げません」 「そんな弱気でどうするか 俺について来い。 わしらに必要なのは ちょっとした決心さ」 僕らは首まで泥まみれ だが隊長は言った「進め!」4)月が消え溺れながらの叫びが聞こえて 隊長のヘルメットが水に浮かんだ 「みんなひきかえそう」と軍曹が言った 僕らは泥沼から抜け出した 「進め!」と言われたが5)裸になって水にもぐり 死体を見つけた 泥にまみれた隊長は きっと知らなかったのだ 前に渡った時よりも ずっと深くなっていたのを 僕らは泥沼から抜け出して 隊長だけ死んでった6)これを聞いてなにを思うかは あなたの自由だ あなたはこのまま静かに 生き続けたいだろう でも僕らに聞こえてくるのは あのときの叫び 僕らは腰まで泥まみれ だが馬鹿は叫ぶ「進め!」 僕らは腰まで首までやがてみんな泥まみれ だが馬鹿は叫ぶ「進め!」 僕らは腰まで泥まみれ だが馬鹿は叫ぶ「進め!」