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テーマ:絵描きのたわごと・・・(366)
カテゴリ:油彩作品
『レダ』 1998
昨日の投稿に引き続き【ギリシャ神話】から・・・ ゼウスはレダを愛し、白鳥の姿に化けて彼女を誘惑した。 鷹から逃れるために、白鳥の姿のゼウスはレダの腕の中に隠れた。 密通によってレダは卵を産み、卵からヘレネーが生まれた。 ヘレネーは後に「トローイアのヘレネー(トロイのヘレン)」として知られる美女になる。 同じ卵から、または別の卵からカストールとポリュデウケースが生まれた。 2人はディオスクーロイ(ゼウスの子の意)とも呼ばれる。 また、クリュタイムネーストラーが生まれた。 伝承によっては誰が誰の父親だったかは異なるが、一般的にはヘレネーとポリュデウケースはゼウスの子であり不死で、カストルとクリュタイムネーストラーはテュンダレオースの子であり死の運命があるとされる。 レダはテュンダレオースの子であるほかの娘も産んでいる。 ティーマンドラー、ポイベー、ピュロノエーである。 ほかの伝承では、ネメシスがヘレネーの母であり、やはり白鳥の姿のゼウスによって孕まされたとされる。 羊飼いがその卵を見つけてレダにあずけ、卵がかえるまでレダは注意深く胸に収めたという。 卵がかえると、レダはヘレネーを娘として育てた。 ゼウスはヘレネーの誕生を記念して、天空にはくちょう座を創造した。 『レダ』 1998 油彩 F10 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.01.07 09:45:55
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