3月24日木曜日。曇りのち晴れ。
長男が小学校を卒業しました。
受験の後遺症なのか、今でも小学校へ出向くのは
足が重くなってしまううめ子。(>_<)
でも、この日ばかりは晴れの門出を祝ってやらねば!と
気合いを入れたものの、卒業の式次第に
「私立・国立入学者23名」の文字を見つけた途端
入れたはずの気合いが抜けてしまった・・・。(涙)
子供の方はそれなりに吹っ切れたのか、
中学への入学を楽しみにしているようなのに、
こんな事でしぼんでしまう自分の気持ちが情けない。
中学受験とは親の受験とは良く言った物だと思う。
全くその通りだった。
長男の受験に関しては迷いながら、何度も
投げ出しそうになりながらも
なんとか最後までたどり着いたが、合格という
ゴールを経験させてやれなかったことが
こんなにも自分のキズになるなんて思いもしなかった。
長男の心にも大きなキズを作ってしまったのかな、と思うと
また一層辛くなる。
12歳の挑戦に敗れた事が今後の彼の人生に
どんな影響を与えるのだろうか?
失敗を成功の元とできるだろうか?
それとも何をやっても自分はダメだ、と諦めてしまうのだろうか?
自分に自信を持つと言うことは
何をやるにおいても大事な事だと思うが、
中学生活の中で自信を取り戻してくれるだろうか?
いろいろな心配がまた頭をもたげてくる。
嬉しいはずの、晴れやかなはずの卒業式なのに
母親の私の心は複雑な思いで一杯でした。
はたして、当の長男は卒業式が済むと、さっさと家路に着き、
午後からはクラスの卒業ボーリング大会に出かけてしまいました。(^^;)
親の心、子知らず・・・でしょうか?
それとも、グチグチ未練がましく悩んでいるのは
私だけ?
男の子は女の子に比べて精神的成長が
遅いようだが、長男はこれからの
3年間でどれくらい大人になるだろうか。
高校受験では親は何もしてやれないだろう。
その時には一人で立ち向かっていけるよう
これからの3年間の成長に期待したい。
ちなみにうめ子の旦那さんも中学受験に失敗したが、
その後公立中学、公立高校から国立大学の医学部に
進んだ。
一度や二度の失敗で人生が決まってしまうとは
思わないで欲しいと強く思う。
長男はどちらかというと要領が悪いから
きっとあちこちで寄り道、回り道をするに違いない。
そんな時、もう少し動揺せず、悩まず
どんと構えている母親に私もなれるだろうか・・・?
子供よりも自分が成長しないといけないのかも
知れないなぁ。(^^;)
まだまだ母親としては未熟者だと
思い知った冬だった。
そして春。新たな気持で中学生になる我が子を
応援していかなければ。
親子共々、門出の春である。