Doodle倶楽部

本命一本で望んだ試験だったが、
本人の好感触とは裏腹に、ふたを開けてみれば
最高点と最低点の差がたった30点という
激戦だった。

そして、結果は「桜散る」・・・。(>_<)

合否発表を見たその帰りの車中、
家族全員が重苦しい沈黙に
包まれたことを昨日のように思い出す。

受験の後、公立の中学の説明会に向かう足取りの
重かった事！！！

見事合格した子供さん達を見るのが辛かったこと。

特に、我が家の裏に住むJPの同級生が
難関校に合格したのを知った時は辛かった。(>_<)

しばらくは裏に洗濯物を干せないくらいに・・・（苦笑）

長男は公立中学に進学し、サッカー部に入った。

小学校時代、一切スポーツ系の活動をしていなかったのに
急に運動部の中でも一番しんどいサッカー部に
入ると宣言し、うめ子を驚かせたJP.

「いつまで持つかな？」という家族の心配をよそに、
すっかり「サッカー小僧」に変身し、サッカーシューズを
並べてはなでたり、磨いたり・・・と
勉強机はすっかりサッカーシューズの手入れの場と
なっている。（＾＾；）

サッカー部の顧問の先生も、担任の先生も
とても良い先生方で、勉強に関してはともかく、
とてもJPが学校生活を楽しんでいる様子なので
ホッとしているうめ子です。

さて、そんな最近のある日、JPが突然、
「お母さん、160人中の160番ってどんなん？」と聞いてきた。

うめ子はびっくりして「あんた、ビリなの？？？」と聞き返した。（滝汗）

するとJPは「ボクの事じゃないよ～～」という。

落ち着いて考えれば、JPの学校は6クラスある。

だいたい一学年240人はいるだろう。

「じゃあ、一体何のこと？」と聞くと、JPは少々答えにくそうにしていたが、
「裏のN君が2回続けて160人中の160番取った、って聞いた」と
ぽつりと言った。

N君とJPは幼なじみで、幼稚園、小学校、塾も全部
一緒だった。

彼も本命一本で受験し、合格していた。

「誰からそんなこと聞いたの？」と問いただすと、
「友達から・・・」とJPは答えた。

想像するに、同じ私立に行っている子が友達の誰かに話し、
それがひろまったのだろう。

だから、事の真偽はわからないが、
N君の行っている私立校は合格発表の時から成績順だ、との
噂があるくらいの学校で、定期テストの結果も
名前入りでド～ンと張り出されるらしい。

もし、本当だとしたら、辛いことだろうと思う。

年初にもう一人、補欠合格で私立に進んだお友達の
お母さんからの年賀状に「勉強に付いていけないまま
3学期を迎えます」とあった。

昨年の今頃は「滑り込みであろうが、補欠であろうが
なんとか合格してほしい！と願っていたうめ子だが、
たとえそれで入学したからと言って、その後が
「楽」であったか？本人にとって「幸い」だったのか？と
考えさせられた。

JPがもし、滑り込みセーフで合格していたとしても
6年間を末席の方で過ごす可能性も
大きかったろう。

JPの様なマイペース型の子供には今のような
ゆっくりペースが合っているような気がする。

良い先生方とサッカーに巡り合い、時には反抗に
手を焼くときもあるが、今の生活がJPには最適なのだろう、と
ようやく確信できたうめ子である。

奇しくも、今日はJPの所属するサッカー部が
昨年JPが受験した本命校と試合で対決する。

雪辱を晴らす・・・ではないが、
是非サッカーでは「快勝」を目指して欲しい！と願う母であった。

by Umeko

追伸

先ほどJPが帰ってきました～☆

3:2で勝ったそうです・・・ヤッタァ♪(^_^)v