■■■■鈴木宗男を支持■■■■
鈴木宗男氏を支持。とりあえず、有罪になったけど。力があるんだって。地方民衆が何を求めているのか。それは単純に「自身にかかる利益」だ。私が住んでいるところには、大物議員がいた。過去の話だが・・・。そう。その時代に生きていた人間がこれを見るなら、間違いなく知っているであろう。時の自民党副総裁。金丸信。彼の家の前を、私は毎日通っている。彼の家は、流石に大きい。小学6年のとき、親に教えられるまで、それが寺社なのか、城跡なのか、といった印象を持っていたほどだ。彼は確かに、ゼネコン汚職による利益を上げたのかもしれない。しかし、それによってつけた力を何に使ったのか、それが重要。彼は権力を得るために使った。金丸の名を持つ派閥を持つまでになった。それによってつけた力で何をしたのか、これも重要だ。彼は地元のために使った。アルプス通り。すばらしい道路だ。歩道も整備され、おかげで今まで旧道といわれる細いバス通りを使わなければならなかった通学高校生が、安全に快適に自転車をこぐことが出来るようになった。何も無い、果物しかない、地名も「ももえん」なんていわれるような地方(桃園モモゾノである)。それを活性化させることが出来たのは、間違いなく金丸信であった。鈴木宗男がなぜ、今回当選できたのか。比例で。それは、比例に入った票数を考えればわかるであろう。280,017票(開票率 61.84%)。支持されているのだ。彼は。故・金丸信を悪く言う地方の人は極端に少ない。彼は地方のために泥をかぶったようなものだ。それくらいしなければどうしようもないほど、地方は寂れているのだ。鈴木宗男が有罪になった以上、事実であろうと、誤審であろうと、「罪人」のレッテルが貼られてしまう。それでもなお、なぜ戦おうとするのか、単純だ。地方を救いたいのだ。彼の育った環境を見れば納得する。地方は財政、行政、ともに貧困なのだ。それを救える人間が、求められている。それに答えたまで。鈴木宗男は、一種の勇士だと、私は信じている。