原田巧(林遣都)は12才の野球少年。
小学生の頃からピッチャーとして活躍し
その腕に絶対の自信をもっていた。
中学生になった巧は、母親の実家のある岡山・新田市に
引っ越すことになり、そこで豪(山田健太)に出会う。
豪は巧の見事なピッチングに感銘し、
もう一度キャッチャーとして「バッテリー」を
組みたいと願うようになる。
ところが、中学校の野球部に入部してから
巧は監督と衝突し、先輩たちとも対立してしまう。
さらに、豪との足並みも乱れ、
巧は少しずつ孤立することになるのだが。。
原作をかなり前から読んでいたので
この映画には 思い入れもあり
自分のなかで想像もふくらんでしまってました。
まず配役ですが、主人公「巧」は、
キリリとした素敵な少年で原作のイメージとも
さほどズレは、なかったのですが
「豪」のイメージが違いました。
巧と並んでも豪の方がふたまわりほど
体がでかい・・はずだったのに
確かに ぽっちゃりで横は大きいんだけど
アレじゃ「ジャイアン」だわ~~。
笑った顔は確かに憎めないんですけど。。
そして巧の母親役・・天海祐希。
好きな女優さんではあるけど
いまいちイメージとは違う。。
出来れば「黒木瞳」であって欲しかった。。
でもまあ、いいっか・・
父親役・・岸谷五朗。
コレも違う。。
私的には、もうちょっと弱々しいイメージ。。
でも演技力でカバーしていたからよしとしよう!
祖父役・・菅原文太
コレは、よかった!!!
イメージぴったり!
監督のオトムライ・・萩原聖人。
コレがいけない・・
イメージぶち壊し。。
こんな気弱そうな監督じゃないはずだった。。
もう少し厳つい人を持ってきて欲しかった。
物語的には、本とそう変わらずイメージ通り。
大体が中学生(それも小学校卒業後すぐ。。)が
剛速球を投げる・・コレ自体が
無理があるので、そのイメージを求めるのは所詮無理。
こういうものを実写にすること自体間違ってます。
でも巧役の林 遣都くんは、とても素敵な少年で
新人なので下手だけどソコがまたいい感じでした。
それに沢役の米谷真一君は抜群の演技力!
脇役ながら、ぴか一でした!
ちゃんといい役者に育ってくれよ~~!
家族と・・
友達と・・・
一緒に観に行って、あの感動を分かち合って欲しい作品です。
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