|
テーマ:お勧めの本(7402)
カテゴリ:本
パリに暮らす一人のおばあさんが、昔を振り返りながら今を語る。 フランスで子供から大人まで読みつがれている絵本を 女優・岸惠子が初めて翻訳。
誰にも訪れるであろう・・「老い」 誰しも歳を重ねると しわも増え 白髪になり 物忘れをするのです。 ただ・・ その対応が人それぞれ。 この本に出てくるおばあさんは 回想しながら呟きます。 「私にだって若いころはあったのよ。」 けれども もう一度若くなってみたいと思いませんか? そう問われたら・・ 「いいえ」 だって・・ わたしの分の若さは もうもらったの。 今は、歳をとるのがわたしの番。
この主人公のおばあさんは「ユダヤ人」で移民し 様々な苦労をしてきました。 だから どんな時も「明日になれば きっとよくなるわ」 (ちょっと、「風と共に去りぬ」のスカーレットの台詞に似てますね。)
この主人公のおばあさんのように 老いても感謝し孤独を感じても 生きてゆけるのか・・わかりませんが 後悔しないように生き抜かねば・・と思うのです。
一気に読めば 10分もかからず読める本ですが じっくりと何度も何度も読みたい本です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[本] カテゴリの最新記事
|