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テーマ:お勧めの本(7401)
カテゴリ:本
九州地方に珍しく雪が降った夜、土木作業員の清水祐一(妻夫木聡)は、 携帯サイトで知り合った女性を殺害してしまう。 母親に捨てられ、幼くして祖父母に引き取られた。 ヘルス嬢を真剣に好きになり、祖父母の手伝いに明け暮れる日々。 そんな彼を殺人に走らせたものとは、一体何か・・。
この本の出だしに出てくる周辺は私が住んでいるところです。 なので出てくる地名殆んどが知っている地名で 行った事のある場所だったので、余計リアルでした。 殺人場所など幼い頃から何度も通っている『三瀬峠』 実際 その付近で死体が見つかった事もあり 何となく薄暗く一人で通るのは車でも薄気味悪い場所です。 (住んでいらっしゃる方・・すみません・・) うちのナビ子(ナビは女性の声なので我が家はいつもナビ子と言ってます。 椎名誠さんは、「人妻ゆう子」と名づけておられます・笑)は、 三瀬峠を通る度に旧道へ導こうとするので 『ソコには行かない!』と毎回呟きながら三瀬トンネルを通ります
ちょうど読んでいる時 野暮用があり佐賀へ行ったのですが その時に佐賀駅に写真が展示されてました。 話を本筋に戻します。 この本を読むと 果たして『悪人』って?と、疑問形になります。 『殺人=悪人』 この図式が揺らいできます。 殺人を犯したから悪人と言い切れなくなるのです。 映画はまだ観ていませんが、 頭の中では、妻夫木君や深津さんを描きながら読んでいました。 近いうちに映画を観に行く予定なので 感想はまた その時に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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