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カテゴリ:洋画 や・ら・わ行
1994年にアフリカのルワンダ共和国で起きた 悲劇の実話を基に描く衝撃の問題作。 実際にBBCの報道記者として現地で取材に当たっていた デヴィッド・ベルトンが原案を共同執筆。 ルワンダの首都・キガリ。 イギリス人のジョーは、クリストファー神父の運営する技術学校で 英語教師として働いていた。 ツチ族の少女マリーをはじめ、生徒たちと触れ合いながら日々を送るジョー。 しかし彼はBBCのレイチェルから、フツ族がツチ族を虐殺している事を耳にする。 そしてある夜、事態は急変。 フツ族の大統領機墜落を機に、フツ族がツチ族の大量虐殺を始めたのだ。 怯えるツチ族の人々は学校へ避難してくるが。。。。。
かなり重い映画でした。 正直 これを観ながら「日本人でよかった」と 思ってしまった自分がいました。 ツチ族だというだけで殺される・・ こんな理不尽なことが当たり前のように行われ 裁かれことのないフツ族がのうのうと・・堂々と生きているなんて ありえない常識です。 「ホテル ルワンダ」も同じような映画ですが、まだ未見です。 一度観たいのですが 続けては無理・・(T_T) 日本って 本当に平和なんだな・・と痛感しました。 「平和ボケ」・・・この言葉って、バカにしてると思っていましたが なんて素敵な言葉☆彡だと今更ながらに思います。 こんな昼間にCD聴きながらブログ書けるんですよ。 これが幸せでなくて何が幸せ? ツチ族の人にすればありえない光景です。 何しろ生まれた時から迫害され、食べるものも無く 最後はナタで惨殺です! そういうこと目の前で起こっているのに他国人には手出しもできない。 逃げ出すことしかできない・・・
最後にジョーがマリから訊かれます。 「どうして あの時 私たちを置いて行ってしまったの?」 「僕は・・・死にたくなかったんだ」
この原題は「Shooting Dogs」 国連兵士がツチ族の遺体をついばむ「犬」を撃つのですが その音に驚かないように神父に通訳してくれないか・・と 頼みに来た時に神父が言った言葉。 「君たちは抵抗する者たちに対してだけ銃を発泡するんだろ?」 「犬たちは刃向かいもしてないのに どうして撃つんだ?」 ツチ族が惨殺しているフツ族を撃たなかった国連兵士に対しての 神父のささやかな抵抗でした。
二度と観ることはない(観れない)映画ですが 観たことのない方々には是非観て欲しい映画です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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