|
カテゴリ:韓国映画 は行
春-深い山あいの湖に浮かぶ寺で、老僧と幼い見習い僧が暮らしている。 幼子はふといたずら心で、小さな動物の命を殺めてしまう...。 夏-子どもは青年になっている。 そこへ同年代の女性が養生のためにやって来て、寺に暮らすことに。 青年の心に欲望、そして執着が生まれる。 秋-寺を出た青年が十数年ぶりに帰ってくる。 自分を裏切った妻への怒り。老僧は男を受け入れ、荒ぶる心を静めるようにさとす。 冬-湖面を氷が覆う。壮年となった男の前に、赤子を背負った女が現れる。 そして春。
福岡市総合図書館で8月に韓国映画特集・・と告知していましたが 12作品中 この作品だけ未見だったので 仕事を中断して観に行ってきました(´ε`;) いいのかそんな事して・・・(-_-;)
キム・ギドク監督作品は苦手でしたが コレはすんなり受け入れられました。 ・・というのも 先日 あるところで「生善説」「生悪説」の話題がありまして。 人間というのは生まれた時「0」ではなく 元々「悪」「善」どちらの要素を持って生まれてきているのか? という「ひよこが先かニワトリが先か」のような話です。 環境によって変わるのでは?という説もありますが この映画を観ると もしかすると「悪」なのか?とも思えます。 監督は、それも意図して撮ったのか? そんな事を考えながら観たので実に面白かったです。
この映画を撮るにあたって監督は環境庁を半年かかって説得し 慶尚北道青松郡にある周王山国立公園の注山池で撮影をしたそうです。 春夏秋冬・・と撮影にも1年かけたとか。 しかも自分も出演してるし。 四季を意識しての映画は「ブレス」も。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[韓国映画 は行] カテゴリの最新記事
|