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カテゴリ:本
「告白」以来 たまに湊かなえさんの本を読みます。 告白の時は、とつとつと話しながら進んでいく語り口が 今までの小説にはない感じだったし 一気に読んだら「映画」もその後すぐに公開され 小説のイメージ通りだったので 。 けれど今回の「豆の上で眠る」 は 最初の数十ページ・・・おねえさんが誘拐され 行方不明になってからの展開が「どうして?」と 思われる展開が多く しかも見つかったんだな・・と思わせてくれたのに 帰ってきた姉が「本物?」「偽物?」って、 そんなに2年間で容貌が変わる事ってあるのかしらん? 無理やり そこにこじつけたような結末に唖然でした。 姉妹なのに姉ばかりが可愛がられ妹は劣等感の塊 しかも姉が帰って来てからの親の対応が解せませんでした。 それは、結末につながる話のせいなのか 単に妹には知られたくない事情だったからなのか どうも面映ゆくて。 誘拐した側の事情も勝手すぎて それを受け入れたような被害者の両親の対応も解せませんでした。 それなのにあの結びの文章は加害者を擁護するような感じで 読み終わってから「時間損したなーーー」と。 図書館に予約入れて何ヶ月待ったと思って? 湊かなえさんへ期待してたからこその辛口感想です。 海外青年協力隊でトンガに派遣されてた時の事を小説にしたという 「絶唱」を予約しようかな~ SMAP×SMAPに 又吉さんと西佳奈子さんとビストロに出演されるそうですね。 どんなエピソードを話されるのか楽しみです♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年07月18日 17時36分31秒
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