リスタチア叙事詩、果てしなく凄い!
毎回、このブログに来ていると思われる人も『(リスタチア)ゼクトバッハ叙事詩』は知らないと思います。
僕は今日知りました(笑)黄昏の碑文にどこか似ている。
内容は、章構成で
物語の全ての起源たる輝石リスタチアに纏わる太古の記憶と 永き時を経て動き始める物語…
各章は飛び飛びです!
シャムシールの舞第1章4節『アゼルガッダの悲劇』
輝石リスタチアである名刀コラーダを持つ英雄シャムシールが自国を滅ぼす。
ZETA ~素数の世界と超越者~第2章第5節『ゼータの小道』
天才的な頭脳を持つ少年が素数の世界の探求と光の女神Σとの対決を経て超越者となるまでの変遷とシャムシールとの邂逅 。
Blind Justice ~Torn souls, Hurt Faiths~第3章第5節『失われた系譜』
超越者の系譜を継ぐべく引き寄せられた双子の断絶
Apocalypse ~dirge of swans~第4章第8節『白鳥の鳴く丘』
神の啓示を受け、罪狩りの名の下に罪深き人間たちに罰を与える使命を負った1人の修道女アンネースの苦悩と終末の訪れ
Apocalypse ~memento mori~第8章第4節『アンネースの回想』
殲滅の炎を巻き起こし罪深き者達に罰を与えた修道女の回想と迷い
~白鳥の泣く丘~
『白鳥たちが
息絶えるその前に
最後の一声をあげた
それは遠く遠く空へと
こだまする葬送歌
私は彼らに
薔薇の花びらをはなむけた
それは血と涙に汚された海へ
ただ 舞い落ちてゆく
私は祈り続ける
どうしてみな
何も感じないの?
どうしてみな
傷つけあうの?
なぜ 憎みあう文明に支配され
戦という病に取り憑かれてしまったのか?
繁栄
衰退
欺瞞
傲慢
沈黙
憤怒
静寂
狂気
裁きの炎は やがて燃え尽き
目の前に広がるのは
果てなきコキュトス(氷の世界)
そこでかすかに耳に届いた
この聖なる儀の終焉にふさわしい
痛みに呻くヒトの声は
まるで 神の福音のよう…』