姑獲鳥の夏
こんちは。「姑獲鳥の夏」読みたいと思って買ってはいたものの文庫本の600p超えってそーとー分厚いし、重いんですよ。だもんで、本棚で寝かせてたんですが読みたい欲がぐっと出てきて読みました。前記事のブックスタンドもコレを読みたくて買いましたタイトル:姑獲鳥の夏 著 者:京極夏彦ページ数:630p ジャンル:ミステリー●おすすめ度ドキドキ感:★★★★★スリル感 :★★★☆☆わかりやすさ:★★☆☆☆ユーモア感:★☆☆☆☆ほんわか感:-わくわく感:-読み返し度:★★★-あらすじ-この世には不思議なことなど何もないのだよ・・・古本屋にして陰陽師が憑物を落とし事件を解きほぐす人気シリーズ第一弾。東京・雑司ケ谷の医院に奇怪な噂が流れる。娘は二十箇月も身籠ったままで、その夫は密室から失踪したという。文士・関口や探偵・榎木津らの推理を超え噂は意外な結末へ。-感想-(ネタバレなし)厚さも手伝って読むのに勇気がいりました。始めは人物紹介も兼ねてるのか?それにして100p超えで理論的な会話が続き少々頭痛がしますがそれも含めてクドく、深く、考えさせられ、考えたくない早く先を知りたいさすがに1日では読めないのですが寝るときに「あれはアアだからコウだから」と考えちゃって寝れなくなります漫画や映画にもなってるようですが残念ながら見れてません。が、描写がわかりやすく丁寧で人物なんてこういう容姿だろうなぁこういう声だろうなぁと想像できてしまうほど。トリックという意味ではトリッキーだけど人の脳ってそういうもんかもね。京極夏彦は初めて読んだのですがじっくりと百鬼夜行シリーズから読んでいこう思います。