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テーマ:連載戯曲(216)
カテゴリ:ティアーズマーク
玲子 出来上がった料理を食卓に並べている 健夫 階段を駆け降りてくる
健夫 あったよ、あった。 玲子 今日って何かの日でしたっけ? 健夫 何で? 玲子 だって急にそのネクタイなんて言い出すから。 健夫 ああ・・・いや別に。なんとなく気分。 玲子 そう。
健夫 朝食を食べ始める
健夫 ちょっと黄身柔らかくないか? 玲子 そう? 健夫 ああ。 玲子 その位が美味しいと思うわよ。 健夫 それは、おまえの私見だな。俺はそう思わん。 玲子 作り直します? 健夫 いや、いい。
玲子 健夫に聞こえるか聞こえないかくらいの声で
玲子 じゃあ、言うなっての。食べるんでしょ?結局。 健夫 ん? 玲子 いえ、別に。
玲子 健夫にコーヒーをいれる お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 24, 2007 01:24:49 AM
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