なんとかかんとか、おっさんとぼうずの旅も無事終了。
ここまで1ヶ月余り、お付き合いいただきありがとうございました。
今回のお話
「どん・きほーて」
は読んで字の如く「ドン・キホーテ」をモチーフに書いてみました。
連載開始の時に、少し書いたようにバレエ版の色を強くしました。
何故なら、原作をちゃんと読んでいないから……大問題です。。
ま、今回のコンセプトは
「バレエを何の勉強も無しに見に行くと、あまり面白くないけど、こんなお話を演じているんですって知った上で観たら結構面白いですよ」
でした。とは言うものの、後半は大きく変わってしまって原型がどんなものだったのかも分からなくなってしまってはいますが……
きっかけは、漫画の「昴」
ハッキリ言って、後半に行くにつれ「あり得ない!」の連続なバレエの漫画です。
コレが連載再開されるというので、埃を被っていたのを引っ張り出して読んだのが、きっかけでした。
漫画の中では、何処でも公演のできないバレエ団が、半ば騙して入団させた主人公のスバルを迎えて行った最初の公演。それが「ドン・キホーテ」でした。
公演とは言うものの、中身は刑務所の慰問公演。バレエがどんなモノかなんて知っている人がいない中でどうやって観客を楽しませるか?そんなストーリー。
でも良く考えてみたら、私もドン・キホーテがどんな話か良く知らないなあ……なんて思っちゃいまして。。たしか……風車と戦うんでしたっけ??くらいの知識です。
そこから始まった私の戦いでしたが、どう頑張っても「ドン・キホーテ」って間抜けキャラ。でもそれじゃあ面白くないってんで、いっそ格好良き間抜けにしてみようか……。
あとはおっさんとぼうずが勝手に話を進めてくれました。まだまだ書けるし、書き足りない感はあるんですが、コレは戯曲。時間の尺がやってきてしまって強制終了です。
また、何処かで「おっさん&ぼうず」の雄姿をお見せできるコトを祈りつつ……ありがとうございましたm(_ _)m