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2008年1月25日、江蘇省南京市に住む若い女性・劉(リウ)さんは携帯電話の着信音が原因で会社をクビになった。地元紙「南京晨報」が伝えた。
劉さんが働いている会社の副社長はいつも部下を怒鳴り散らしている。ちょっとしたいたずら心から、彼女は昨年11月から副社長の怒鳴り声を録音。16回分の録音を編集し、“愉快な”携帯電話の着信音を作った。「これを聞くと、会社の仲間は大笑いするの」と彼女。ある日、会社で彼女の携帯が鳴った。偶然そばにいた副社長は自分の怒鳴り声を聞いて激怒。12月15日、劉さんとの継続雇用契約を取り消すという人事部の通達があった。そればかりか、年末ボーナスも支給されないという。 劉さんは今月3日、会社を告訴。突然の訴状に驚いた会社側はあわてて彼女に和解を申し出た。その結果、彼女は2か月分の給料1600元(約2万4000円)と年末ボーナス1万元(約15万円)を手に入れることに成功。副社長は今も彼女が許せないと息巻いているが、法律家の話では劉さんの行為は営利目的でもなく、人権侵害とはみなされないとのこと。(翻訳・編集/本郷智子) あはは・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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