地球に優しく人に優しく、限りある資源を子どもたちに残そう

17時間精米したバケツ稲、重さを量ったら300g、カップで量を量ったらちょうど2合あった。

いよいよ、これを炊いてみる。

去年とおととしは、とれた量が少なすぎて、買ったお米に混ぜて炊いたが、
今年は２合もあるので、自家製バケツ稲だけで炊くことにした。

↓出来上がりはこちら。


少し黄色っぽいが、まあ、普通のご飯。
家族全員で食べたが、皆、まずいとも言わずに、普通に食べてくれた。

「自分で作ったお米の味は、格別！！！」 とは、あまり思わなかったけど、
普通に食べることのできるお米だった。


今年は発泡スチロール３箱を使って、300g、2合のお米ができて、
１年目（30g)、２年目(142ｇ）と比べると大豊作だったが、
じゃあ、家族５人食べるお米を作るには、発泡スチロール何箱いるのか計算してみた。

日本人、1人当たりの1ヶ月のお米の消費量は約５kgなのだそうだ。
うちは５人家族なので１ヶ月25kg。１年間で300kgだ。

ということは、今年採れたお米の1000倍！
家族５人が1年間に食べるお米を作るのには発泡スチロール3000個が必要！！

うちの庭で作るのは無理だな！


田んぼにしたらどれくらいの広さかな？

使った発泡スチロールの箱は51.5cm×31.5cmが２箱。43cm×36cmが１箱。
使用面積は
0.515×0.315×2+0.43×0.36=0.48m2

300kgのお米を作るのにはこれの1000倍必要なので、480m2が必要ということ。
150坪（1坪=3.3m2)、0.5反(1反=992m2) 約22m四方の面積だ！

こんなに広い土地が必要だったら、狭い日本で食料自給率100%をめざすのは
難しいだろうなと思って、調べてみたら.....

なんと、お米については、日本は自給率100%以上あること判明！
意外というか、びっくり！

お米の消費量は一人当たり60kg/年で、1.2億人で720万t
一方、日本のお米の作付け面積は164万ha、収穫量は882万ｔ(平成20年）
http://www.maff.go.jp/www/info/bunrui/bun02.html

収穫量が消費量を上回っているのである。

確かにスーパーでも外国産のお米は見たことないもんなぁ。


バケツ米を食べて、
日本のお米の自給率が実は100%以上だったことを知ったのでありました。