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鳩山総理の言う、温室効果ガス25%削減って、一体いつに比べて25%で、いつまでにやるのか?
それに、削減、削減って言っているが、実際のところ、温室効果ガスって減っているの? よくわからなかったので、調べてみた。 【鳩山総理の25%削減】 基準は1990年。日本のこの年の温室効果ガスの排出量はCO2換算で12.7億トン。 これを2020年に25%削減して9.5億トンにしようというもの 【京都議定書 6%削減】 こちらも基準は1990年。 これを2008年から2012年までに6%削減して11.9億トンにしようというもの。 【実際のところどうなの?】 実際には温室効果ガスの排出量は1990年から増えており、 2007年には1990年より8%も増えて13.7億トン。 しかし、2008年には不況の影響からか大幅に減り、12.9億トン。 ただ、これでも1990年比1.3%増である。 【グラフにまとめてみた】 2008年に温室効果ガスの排出量が減ったのは不況の影響かなと思い、 実質GDP(国内総生産)と比べた。 2008年は温室効果ガスは2007年比6.4%も減っているのに対し、 実質GDPは2007年561兆円が2008年は557兆円に減っただけで 減少率はわずか0.8%である。 ということは2008年の劇的な温室効果ガスの減少は単純に不況により 生産が減ったためではなく、省エネが劇的に進んだから!? このペースでいくと 京都議定書の -6%も 鳩山総理の-25%も達成可能かも!!!??? 楽観的すぎるか..... データは下記に基づいています。 温室効果ガス排出量:温室効果ガスインベントリオフィス http://www-gio.nies.go.jp/aboutghg/nir/nir-j.html 実質GDP:Wikipedia 国内総生産 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E5%86%85%E7%B7%8F%E7%94%9F%E7%94%A3 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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