Dorimushi world

先日、友達が興奮気味に…






友達「あのねっ昨夜友達と海行ってヤコウチュウ見てきたっ！」


俺「うん？…ヤコウチュウ？」


友達「夜光虫だよっ夜光虫！」


俺「えっ…それって海の中で光るヤツっ!?」


友達「そうっ！マジ感動するよ！今度一緒に行くー??」


俺「行く行くっ！何処まで行くのーっ??」





友達「…っえ？五十嵐浜だよ。」





俺「うっそん!?」










※五十嵐浜

大学から歩いて五分の浜。夏になると大学生が浜辺コンパしたりするトコ。

天然の溢れんばかりの砂浜が実はチョットした砂丘を作ってる。

地名が五十嵐なので地元は五十嵐浜と呼んでいる。










俺「そんな珍しい生き物がそこの海にいるわけー??」



友達「そうそうっ」








俺「いやーっ(笑)」（何かの勘違いじゃ…）













…と思いつつ、行って来た五十嵐浜。















実際夜の海ってコワイ。


真っ暗で、波の音だけがなりひびいてて、

沖は明かりがあるわけがないからリアルに何にも見えない闇の世界なんだよね。





友達「っで、夜光虫は刺激を受けると発光するらしいから、波がたつ瞬間をみていればいいんだよ。」


俺「わかったー」







んで今日は沖にイカ漁が出てるみたいで、あちらこちらに明かりがみえる。



んで若干涙に光が反射して、「あっ今光ったかもっ」ってすぐ勘違いしちゃう。










二人してしゃがんで波をジー･･･っと見ながら、



俺「･･･イか漁の明かりの反射と間違えたんじゃ･･･」



ってこっそり思ってしまったり。。











･･･っで待つこと１０分（くらい？）









友達「あっ！！光った！光った！光った！光った！光った！光った！光った！」




俺「マジ!?マジ!?マジ!?マジ!?マジ!?マジ!?マジ!?マジ!?マジ!?マジ!?」





友達「ホラホラっ!!」






俺「うおうおうおおおおおおおおおお！！」







そうそれは正に波が立つ瞬間。


穏やかに一箇所が光りだしたと思ったら、


波がダァーっと広がっていくのと同時に、光もパーっと広がっていって･･･



生命の神秘を感じました。








俺「スゴイっ！これはマジすごい!!」


友達「でしょーっ！？」






光る瞬間見れたときは、


それはもう世界ふしぎ発見のミステリーハンターになった気分。








っで、夜光虫くんたちに何があったのか、、



一度光りだしたら、あっちこっちから光りだして。








波が立つ瞬間に光るから、


青白い光が波の泡に反射して、波がキレイに光ってるみたい。






それはもう幻想的な世界でした。












っで、やっぱり何とか写真におさめようと頑張って。


デジカメ１５秒シャッターにセットして撮ってみたら、なんとかチョットだけど写ったよ。










青白く写っているのが夜光虫です。

（白い線はイカ漁船の光の残像です。青く淡く写ってるやつです。）


実際は結構明るく見えます。








しばらく、砂浜に座って淡く光る波を見ていました。







俺「いやーっホント今日は感動しちゃった～ありがとーっ」









あんなに寒かった海も今じゃ気持ちがいい。



もう夏になっていくんだね。






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っで、さっきから夜光虫夜光虫言ってるけど、実はよく知らなくて。



帰ってから早速ネットで調べたよ。






ウィキペディア→夜光虫







夜光虫ってプランクトンで、

すっごく珍しいものではなく、このプランクトンが発生すれば夜の海で結構見れるらしいよ。