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2004年11月27日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
どうしたらよいのか。途方に暮れてしまった。

 判らないままに、最後の最後の手段として、有名な占い師の「新宿の母」のところへ行った。
 バカだと思うだろうか?バカかもしれない。実際、僕は占いなんて生まれて初めてみてもらう。こんなことが無ければ、絶対こんな事はしないはずだ。

 だけれど、それをせざるを得ないくらい、僕は切羽詰まっていた。

 母は、新宿の伊勢丹の所で週の後半、朝9:00から夕方3:00まで、立って占いをしている。

 僕は、早起きして、朝7時に新宿に着いた。

 2時間、ずーっと待っていた。しかし、待っていた場所を待ち得たらしく、気がついたら、伊勢丹と銀行の前に行列ができている。あわててそっちに合流したが、おかげで更に2時間、11時まで待つ羽目になった。

 やっとめぐっていた僕の番。僕は両手を出して、母の前に立った。聞かれるままに生年月日を答える。
 去年と、今年は人生の中で最悪の年であるということ。人生で、これ以上辛い事はないから、安心しなさいとの事。困った時は親に連絡しなさい。必ず力になってくれるから、との事。僕は、不覚にも涙を流しそうになった。
 僕は何も言わなかったが、10分ほどのアドバイスは、全て僕の状況にかなった適切なものだったと思えた。なにより、親に相談というのが適切だ。そうるつことにしようか。

 新宿の母に会って勇気を得た後、一旦自宅に帰り、ちょっと眠った。

 その後、夜7時から、問題を解決する為にある業者を話をした。その結果は、僕の期待をおおいに裏切る者だった。僕は、頭の中が真っ白になった。

 打ちひしがれる心の中で、帰宅すると、夜9時に母親から電話がかかってきた。僕は、自分がおかれている状況を全て説明した。母は、おおらかに笑い、そんなのなんてことないよ、と言った。なんてことなくはないのだが、ありがたかった。





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最終更新日  2004年11月29日 20時57分28秒
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