|
カテゴリ:がんばれ新衛門&ヴィクトリア
今日、息子を皮膚科に連れて行った。
息子は乾燥肌で、かゆみがある。 なかなかかゆみを我慢できず、かきむしって一部かさぶたが出来てしまったりする状態だ。 息子は卵白にアレルギー反応があるらしい。 そして、その他の物質に対しても彼の数値は平均をかるく超えているらしい。 いわゆる、アレルギー体質というやつである。 彼は2歳まで日本ですごしていたわけだが、その当時も乾燥肌で、特に関節や首などにかゆみがあり、風呂上りや出かける前にローションをつけるなどして対策していた。 が、 それが、なぜか、イタリアにいたときは全く問題がないと言って良いほど症状が改善されていた。 そしてまた日本に戻ってきたのだが、帰国したとたん、乾燥とかゆみが再発した。 彼の肌は、 ヨーロッパでもトップクラスの大気汚染を誇るミラノでは調子良く、 山河に囲まれた日本のド田舎のわが家では調子を崩すのだ。 さて、 本日訪れた"I"皮膚科、今回初めてである。 いつも通っている"N"皮膚科は、 先生が何の説明もせず、ただ機械的に症状を見て薬を出して終わり。 で、対話だとかアドヴァイスだとか全く無く、なんだか物足りなかったので、 今回は試しに病院を変えてみたのだ。 息子の順番が来た。 年老いたその先生は、症状をざっと見たあと、、、 本当に素人目には適当としか見えない感じでざっと息子の肌を見たあと、 これから出す薬についての処方の説明をしてくれた。 その後、僕はたずねた。 ごい 「これ、アトピーなんでしょうか・・・」 すると先生はこう言った。 先生 「大きな意味ではアトピーです。・・・が、これはストレスが原因です。」 ごい 「ストレス・・ですか!?」 先生 「みなさん、『アトピーだ』って言えば喜ばれるんですが、 たいていストレスが原因ですから。」 ごい 「うちはアトピーと診断されても喜びませんけど、、、 逆にアトピーじゃないと言っていただきたいくらいですが・・・。 原因はストレスなんですか?」 先生 「そうです。母親の愛情が足りなくてストレスを感じているんです。 これは父親では解決できません。」 ごい 「はぁ、母親の愛情・・・ですか。」 先生 「下のお子さんはいらっしゃいますか?」 ごい 「はい」 先生 「母親を独占したくて仕方が無いんです。」 ごい 「はぁ、そうなんですか。でも、この症状は下の子が出来る前からなんですが・・・」 先生 「とにかく、母親とのスキンシップが足りないんです。」 ごい 「はぁ、そうなんですか。」 (だめだ、このおっさん話にならんわ) 先生 「こういうケースは、うんじゃかんじゃ・・・」 ごい 「はぁ、そうなんですか。」 ←もう聞いてない 先生 「それで、うんじゃかんじゃ・・・」 ごい 「はぁ、そうなんですか。」 ←もう、まったく聞いてない このようなやり取りの後、薬をもらって病院を後にした。 だめだ、この医者。 息子の体もちゃんと診もしないで、結局、精神論かよ。 父親が病院に連れて行ったもんだから、適当なことを言いやがったな。 今日は休みだから、俺が連れてきたんだよ。いつもは妻が病院に連れて行ってるよ。 そんでもって、妻の息子への愛情もスキンシップも足りてるよ!胸張って言えるよ! 専業主婦だから一緒にいる時間は十分とれてるし、 手料理食べさせてるし、 一緒に本読んだり、 一緒に勉強したり、 一緒に遊んだり、 一緒に散歩したり、 たくさん愛情注いでるよ! うちの家族の、いったい何を知っててそんな知ったような事言えるんだ! 一見、もっともそうなことを言ってごまかしてるが、 結局、あんたにゃあ直せないってことだろ! ま、これが西洋医学の限界か・・・ いやっ、この医者の言動で西洋医学を語っては西洋医学に失礼かな。 もっとも、はじめからそれほど期待などしていなかったが、これで逆にすっきりした。 医者じゃ治せない。 少なくとも、この辺のただの皮膚科の医者じゃ治せない。 まぁ、息子のアトピー(もどき?)は、それほどひどくは無く、 本当にアトピーで苦しんでらっしゃる方に比べればぜんぜん軽い。 僕も小さいころには同じようになっていたし、息子も大人になるにつれ治るだろう。 でも、少しでも改善してやりたいので、自分たちで研究することにしよう。 皮膚は内臓の鏡。 おそらく、食事が重要な要素だろうと思う。 まずは、口に入れるものから研究しようかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[がんばれ新衛門&ヴィクトリア] カテゴリの最新記事
|