カテゴリ:モモのおじさんの独り言
武蔵が五輪の書を書くにあたって心構えを書いている中に、
「仏法、儒道の古語をもからず、軍記・軍法の古きことをももちひず」と言っています。自分の体験して実証された自分の言葉で書くんだと宣言しています。 経験に裏打ちされていないものは絵空事。自分の体験によって確信した真実のみを書きたかったのです。 飛躍しますが、これをブログに置き換えてもその通りですね。 ものを書くとどうしても自分を美化したり、見栄を張ったりしがちです。 人の言葉を借りたものは、読んでいて迫力にかけます。どうしても内容との距離を感じます。 また、このことは文章に限らず稽古にも云える事ですね。これはこうだとかちょっと本を読めばいくらでも云えますが、自分が出来ないことを人にやれと言っても無理です。私も武術は出来てなんぼ、出来ないことは云わないを心に置いています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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