カテゴリ:気付き
意外なのは、みなさんあまり左手に意識が無いのです。
右ききの場合は右手が主で左手が従、陽と陰、何となく左手は右手のアシスタント。 でも、はたしてそうなのでしょうか、映画でも主役と脇役は役者によって全然違ったものになりますよね。どちらが本当の主か従かわかりません。 例えば、リンゴの皮を剥くのは右手の包丁ですが、大事なのはリンゴのをまわす左手です。 お皿を洗うのもそうです。料理人の包丁捌きは見事なものですが、まな板の上での左手は右手に勝る働きをしています。鮨を握る左手もそうですね。 武器術も同じで、剣を振るのは左手です。右手で握ってしまっては振れません。 杖も右手で振りまわすのではなく、しっかり持つのは左手で、右手は滑らしているだけです。 体術もしかり、左手を持たれて技に入るときも、指先をダラ~っとしていてはいけません。左手は、離脱、崩し、投げ、抑え、全てに一所懸命働きます。 しかも右手とは別個に働いているのです。 ああ、可愛そうな左手。もっと左手を可愛がりましょう。まず意識するところから始めましょう。そうすれば、本来の働きをしてくれるかも知れません(^.^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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