テーマ:合気道。(539)
カテゴリ:気付き
昨日の稽古で遊びの時間を入れました。
2~3日前思いつきで、できそうかなと思ったことです。 互いに正座で向かい合い、私の前ならえの感じで軽く出した両手を、相手の黒帯君は両手持ちの要領で握って私を押し倒します。私の身体は倒されまいとして自然に力が入ります。 結果、力がぶつかり互いの腕はプルプル状態となります。力較べです。これ以上は力の勝ったものの勝です。 そこで私はそのままで力を入れるのを止めて、楽な気持ちで相手の手・腕を通じて背中の向こうへ力を通します。すると相手は勢い良く後ろへ倒れます。相手の気分は???だそうです。 逆に、私が相手の両手を持っても同じことです。 ポイントは力を入れないこと。相手の力にビックリしないことです。 これは私達のやる呼吸法とは全く異なります。相手の力を利用したり、ベクトルを変えることなく、そのまま180度逆に返します。 私は合気上げを経験したことはありませんが、これが合気上げにつながっていれば嬉しいと思います。 今回の遊びの効果として、みんなに感じて欲しかったのは、 1.こちらが力を入れれば、相手も入る。 2.力がぶつかり合っては技にも稽古にもならない。 3.一般的な筋肉力が力の全てではない。 などかなと思いつきの遊びに理由付けをするバカな自分に思い出し笑いです。 ま、楽しければ良しとしましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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