すっきりライフ 合気道ドタバタ奮戦記

抑え技などは特に、連続して崩しをかけて行かなければなりません。
せっかく崩しかけているのに、一歩踏み出した途端膝を伸ばして立ってしまう人を多く見かけます。そこが身体のブレーキです。
大きく一歩出て崩して下さいと云うと、歩幅は大きいのですが重心が後ろなので、前足でブレーキがかかります。
それから後ろ足を前足に引き寄せようとしますから立ち上がってしまい、本人の頭の位置は上下運動となり相手はその都度崩しから立ち直ります。

崩れないから何とかねじ伏せよう・・・相手が大きい、力が強そうだ何とかしなくちゃ・・・誰かが見ているいいとこ見せなくちゃ・・・これが心のブレーキです。
その思いがリキミとなり、いっそう技にならなくなります。
どんな相手でも、構えることなくすうっと受け入れて技を施す。そんな合気道を目指したいですね。