すっきりライフ 合気道ドタバタ奮戦記

正面を打つ、受ける。手を持つ、持たせる。稽古中、よそ見をしている人が多いのですがそれはいけませんね。ここで云うよそ見とは自分の動作に目がついていっていないことです。

例えば正面打ちはきちっと相手の眉間を打っていきます。また、その手刀を見てきちっと受けます（又は捌きます）。最初の動きからおざなりにしてはいけません。
慣れが出たり、次の動作を頭で辿ったり、気が先に行くと目はよそへ行ってしまいます。先の動作より今が大事なのです。今斬られて後の動作は考えられ無いのですから･･･。手刀は互いに剣と思って処理しなければ稽古になりません。剣を使ってよそ見などしている暇は無いのです。

きちっと見ることは中心を取ることでもあります。横目で見るのはただ見えているだけで見たことにはならないのです。（車の免許も踏切での確認は目だけ動かしてもダメですよね）
イメージすることは悪いことではありませんが、身体を忘れて頭の中だけで稽古をしてはいけません。