テーマ:合気道。(539)
カテゴリ:気付き
この頃勝手に身体の気付きがあります。
今回は通勤電車の中で身体が勝手に何か感じて、今まで私の中に無い崩しが出来る予感がしました。 具体的には、相手に片手で胸を持たせたまま相手の腕に自分の腕を重ねて崩して転がしてしまうという奴なんですが、 先日試してみたところ、力技になってしまったりで上手く行きません。そこで最後に素振りの要領で両腕を振りかぶり、ゆっくり素振りでの身体の動きでやったところ、崩れました(^_^メ)。 やった!またも身体の予感は間違いなかった。と喜んだものの、あまりの力の感じが無かったので予感の確証を得たとはいえ、最後の印象が薄いまま日が開いてしまいました。 崩せるということは、前回うちの黒帯君二人(二段、四段)で確認済みだったのですが、完成度はせいぜい10%程度でした。 昨日、久しぶりの稽古で黒帯君(二段)を転がしながら、60%ほどに上がりました(^^)。 完成度チェックは、互いに力比べになった時点で失敗です。(今は動作をより小さく求めると、完成度は大きく下がりますが・・・。) 「剣の切り崩し」と名付けました。・・・自分の中のことですから何を言ってもいいですよね(^_^メ) お断りしておきますが、剣の理合といっても私は剣術家では無いので大した事ではありません。 只の素振りから身体が気付いたことだけなのですが、私にとってはとても大切なことで大きなことなのです。 合気道の技の端々に素振りの動きが出てきます。崩しのいくつかも素振りの動き、以前書きました「スー」も素振りから出来た身体の気付き(動き)です。 剣術を修行の皆様。素振りだけで(それもへたくそな)剣だの理合だの言って欲しくないと思いますが、真に私にとっては欠かすことが出来ない稽古の一つで、その効果は大変有難いものなのです。 剣の理を大切に思う不器用な合気道家の戯言だと思って今後ともご容赦ください。 ご寛容の程を。m(__)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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