傷だらけの「引き分け」
5連戦の最終戦東京ダービーを迎えた。「東京ダービーでヴェルディーに勝ってJ1昇格を決める!」 という東京サポーターの「悲願」はすでに不可能になっていたものの、来年「スッキリと」J1で戦うためにもここは勝っておきたいところ。「東京ドロンパ」もすっかり「ダービー仕様」になっている。 そして、試合開始前から東京サポーターが観客数では圧倒していたものの、ヴェルディーの方も「戦」という弾幕が立てられ、まさに「決戦ムード」一色。 J2の試合にも関わらず35,000人以上の観客が集結。 試合の方は前半ヴェルディーの攻撃に対応が後手後手になりながらも徐々に東京ペースになり、何度かチャンスを掴むものの、得点が入らない状況が続いた。 そんな中前半終了間際にルーカス選手のゴールが決まり先制。 狂喜乱舞の状態の東京ゴール裏。 しかし、後半に入りヴェルディーの攻撃にまたもや後手後手になり、コーナーキックからのオウンゴールで得点を許してしまう。 その後もヴェルディーのペースで進み、東京の選手交代も適切ではなく、得点が入る気がしない状態。 そのまま1-1の同点で終わるのがやっとで、終わった後何ともやるせない気分だった。 それでも2位の鳥栖が引き分けたため、何とか勝ち点差「4」をキープできたものの、次の湘南戦ではただでさえ今野選手が代表で不在となる状況で、この試合でイエローカードをもらってしまったボランチの梶山選手と高橋選手が累積警告で出場停止。 ここで東京が踏ん張れるかどうか。 まさに「正念場」を迎える。 覚悟を決めて平塚に乗り込みたい。