WONDERLAND

　数日間少し体調を崩していました。

　寝込むほどではないものの、丸１日ほとんどなにも食べられず、努力もできず。

　そこでしかたなく本を読んでいました。久しぶりに読書三昧です。

　ボキャビルに目覚めてしまって以降崩れていたペースを、そうやって立てなおした（？）うえで、今日、久しぶりに単語学習をしました。

　まずは、数日前に書き出しておいた分の復習を。
　書き出す際に少しは覚えたつもりなのに完全に忘れた物もありますが、まあ、人の記憶なんてそんなものですよね。
　問題形式にして、作成ミスが無いかどうかを確かめる意味で数回やってみて（その作業自体が学習になるわけです）、一応の復習は完了。またそのうちやらなくちゃ。

　新たな単語の洗い出しをしようとしていたら、夫が帰宅しました。
「また妙なことを始めたな！」と言われるのが嫌なので、作業は中断。そう、内緒なんです。

「今更ボキャビルでもないだろう」といわれるのがオチです。「そんな暇があったら……」の後に続く言葉はいくらでも思いつきます。
　でも、やります。
　だから、ナイショ。



　何だったかなあ、忘れちゃったんですが、久しぶりに本を読んでいる最中に、ボキャビルの為に書き出して暗記した単語と出会いました……っと、思い出したぁぁぁ！　ablution だわ！
　歯科医が治療の前後に手を洗うシーンの描写に professional ablution がどうしたこうしたと書かれていたのです。

「ああ、これ、ボキャビルで覚えた単語だ」と思った瞬間は嬉しかったんですが、実は、たまたまその文のあたりで１度読むのを中断していて（コーヒーをいれたとかトイレに立ったとか、そういった理由で）、「ええっと、どれどれ？」と再度じっくり読みなおした時にようやくその単語の意味に気づいたのです、ほんとうは。

　言いかえれば、一度目は「この単語の意味はわからないけど、文章全体の意味は分かるから、いいや」と読み飛ばしていたわけですね。

　それに気づいた時は、若干めげました。

　でも、いいもん。負けないぞ。（＾＾；