メモリボ:最初の単語カード完成
電子単語カードmemoriboの商品説明に、「100枚の単語カード20個分の情報を収納」とあるのを見たときは、単に全体量としてそれだけ入るよという意味かと思っていました。が、買ってみたら、本当に「問題と答えの組み合わせ100個分ずつ」で一まとめとして扱う事になっていました。 ちょっと使いにくいかなあ。もうちょっといろいろ融通がきくといいのに。 と言っても、まだやっと100枚分(つまり単語帳1つぶん)の入力が終わっただけで、使ってみるのはこれからですけど。「やっと」と言っても、数日前に届いたばかりで、しかも複数の辞書をチェックしながら手で入力しているわけですから「もう」かもしれません。 ええ、そういうわけで、仕事は遅れてます。締め切り間際になってから泣くことになるでしょう。(それは嫌だ) とにかく1つ完成させて、パソコンで作った単語帳をメモリボ本体に転送してみないことには、気になってしょうがないんで……と自分に言い訳したりして。 100個の単語と書きましたが、ノートに書き出していたときと違って、一つの単語(1枚のカード)あたりに書ける量が少ないので、英単語を拾っている英英辞典に複数の語義がのっていてその両方を書きたい場合、カードはその語義ごとにわけました。だから、純粋に「単語の数」としてみると、100いってません。 たしか、例のアンチバベルの塔主さんも、意味が違うものは別項目にすると書かれていたような気がするから(<ずいぶん前に読んだ内容をうろ覚えで書いてます)、ま、いいでしょう。 単語を拾うのに使っているのは The Newbury House Dictionary という小ぶりの辞書です。ここでいう「小ぶり」というのは、前に使っていた Cambridgeの辞書と比べればずいぶん小さいという意味ですが。 メモリボのカード作りにこのNewburyを使う事にしたのは、例文がコンパクトで、問題頁にたとえばaardvark: The aardvark digs for insects with its long snout.という具合に単語と例文を悩まずに入力できるからです。どんなに優れた辞書でも、例文が長かったら、今回の目的には合わないので。 微妙に長すぎて入りきらないものも多少はありますが、そのときは例文中のその単語を -- で置き換えたりして乗り切りました。 入力対象の単語で、例文がなかったものが1つだけありました。 abbot です。別の英英辞典の例文も調べましたが、abbotの語義を類推する助けになるような例文は見つからなかったのであきらめて、それだけ単語のみにしました。 100個入力して、最後の単語は adverse です。以前語彙暗記にトライしたときに使ったノートを見ると、そのときの100個目は admixtureでした。 そのノートにあって、今回入力対象となっていない(つまり今度の辞書には載っていない)単語がいっぱいあります。ノートの80~100の範囲に限っていえば、actionable, actuary, acuity, addled, adduce, ad infinitum, adjudge, adjudicate, adjure, adjutant, admixture 。 軽く悩んでしまうくらい、辞書による差は大きいです。 この辞書、例文はいいんだけど、単語がこんなに少なくて勉強になるのかなあ。 ま、いいや、これなら「万年aの最初だけ」パターンを脱出できるかもしれないから。 わたしの買ったのは新型のW(ダブル)ですが、旧型は安いだけじゃなくて、色がいろいろあったんですね。 ピンクが欲しかったかも。