洞天福地

　​​​​​呪術とは、自然の力や霊的な存在に働きかけて、望む結果を得るための技術や方法​​のことです。呪術にはさまざまな種類がありますが、その中でも癒しの呪術は、人々の健康や幸福を増進するために用いられるものです。癒しの呪術には、ハーブや石などの物質を使うものや、祈りや呪文を唱えるもの、手かざしや眼力などの身体を使ってエネルギーを発するものなどがあります。​​​

　癒しの呪術は、古代から現代まで、世界中の多くの文化で行われてきました。癒しの呪術は、科学的な根拠や証明がないとして、しばしば批判されたり否定されたりすることもありますが、それでもなお、多くの人々にとって重要な役割を果たしています。癒しの呪術は、単に身体的な病気や怪我を治すだけでなく、心理的なストレスや不安を和らげたり、自信や希望を与えたりすることもできます。癒しの呪術は、人間と自然や霊界とのつながりを感じさせたり、人間同士の絆を深めたりすることもできます。

　癒しの呪術は、自分で行うこともできますが、専門的な知識や技能を持つ人に依頼することもできます。癒しの呪術を行う人は、シャーマンやヒーラー、呪術師、法師などと呼ばれることがあります。癒しの呪術を行う人は、自分自身や他者に対して責任感や尊敬の念を持ち、善意や慈悲心で行動することが求められます。

　癒しの呪術は、科学的な医療と対立するものではありません。むしろ、科学的な医療と補完的に働くことができます。癒しの呪術は、身体だけでなく心や魂にも働きかけることができるため、科学的な医療ではカバーできない部分を補うことができます。また、癒しの呪術は、個人の信念や価値観に沿った形で行うことができるため、個人に合わせてカスタマイズされた治療法として使うことができます。

　癒しの呪術は、古くから伝わる伝統的なものだけでなく、現代社会に合わせて変化したり創造したりされるものでもあります。癒しの呪術は、時代や場所によって異なる表現形式を持ちますが、その本質は変わりません。

　一般的に「呪い」と漢字で書くと、殆どの方は「のろい」と読むと思います。でも、この漢字は「のろい」と「まじない」という全く正反対の意味を表す二つの読み方があります。これはとても白いことですね。「まじない」は良いことを願うもので、「のろい」は悪いことを願うものです。

「人を呪わば穴二つ」ということわざがあるように、「気のエネルギー」の応用に取り組む者は自分の心の使い方には細心の注意を払うことが必要です。

　現代では安倍晴明で有名になった「陰陽道」という言葉になじみのある方が多いと思います。私は日本の陰陽道とはあまりご縁がないようで……。どちらかというと、古代中国や陰陽道以前の日本の呪術的なものとのご縁が有るようです。ただ、私の場合は過去世からの持ち越し、パラレルワールドからの持ち越しと夢の中で目覚めて学んだり、過去世の記憶を取り戻したりということなので、この社会においては呪術とかを通じての知り合いはいません。

　色々調べていると、「祝由」や「法術」として表現されるものに共通点を感じることが多いかなと感じます。ちょっと話が長くなってきたので続きは​いつかメルマガで「祝由と法術」というタイトルで書くことにします。