a little happiness 日々の小さな幸せ
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リナ達、生活科では 一学期に育た朝顔の種の収穫後は 枯れたツルを先生がクルクル巻いて リースをこしらえて下さってね。 今度の生活科で、どんぐり拾いに行くんだそうで。 各家庭でも木の実やリボンなど 沢山集めておいて下さいと連絡がきた。 冷凍庫に昨年秋に大量に拾ったどんぐり…。 子供はどんぐり拾いが楽しいんだよね(笑) 学校から戻ると、どんぐり拾いに行きたいと言う。 でっかいどんぐりの実が拾える場所。 以前住んでいたとこの近くの遊歩道。 クヌギやナラや沢山あるのよ。 久しぶりに行ってみるかとママも気が向いた。 遠いけど…。 懐かしい。 2年前まで住んでいた地区。 さぁ、遊歩道。 うん、落ちてる落ちてるデッカいどんぐり。 拾ってると、オジチャンオバチャンが 「どんぐり拾いしてるの? いいわね」と微笑む。 犬の散歩の人全員にこえをかけられた。 その都度ママは、 学校の授業でリース作りの際に木の実がいるから 木の実拾いに来たんですと説明をする。 オジチャンもオバチャンも「いいわねぇ」と、 足元のどんぐりを拾ってはリナに渡してくれる。 どんぐりを見付ける目はオジチャンもオバチャンも 童心になって楽しそうである。 またしばらくすると、 別のお散歩のオバチャンに会う。 「どんぐり拾ってんの?」 『うん♪』 「オバチャンも一緒に拾ったげようか?」 『うんオバチャンありがとう♪』 拾いに来るのが少し早かったみたいで、 いつもより実がまだ少し小さい。 来月ならば、栗ほどのクヌギの実が拾える。 ワンちゃんを遊歩道の街灯に結ぶと オバチャンは娘のように活き活きと どんぐりを拾い始めた。 「木の実言うたら、どんぐりでなくてもいいの?」 『うん、木の実なら何でもいいんだよ』 「そんならね、オバチャンね家にいっぱい 木の実あるからね持って来たげるわ。待っとき。」 関西弁だわ。 ワンちゃんは、じーっと温和しくみている。 18歳のお爺さん犬。 「オバチャンね、この100歳くらいのお爺さんの介護でね、お散歩してんのよ。」 富士額の穏和なお爺さん犬はじっとしてる。 オバチャンは昨年採って洗ったギンナンを沢山 グラスに入れて戻ってきた。 「硝子でごめんね。これね、コップごとあげるから持ってき。」 お礼を言うと、 「ちょっと待っとき」とまた家に戻って行き 「コレ見た事ある?コレねカラスウリ。コレもね持ってきなさい。」 「まだまだあるよ」と嬉しそう。 だんだん日が暮れてくる…。 街灯も灯りがつき、お爺さん犬はボーッと見てる。 オバチャンはまた別のカラスウリを 家から持って来て見せてくれた。 なんと、石粉粘土で造られた本物と見間違う作品。 オバチャンは造形教室の先生であった。 オバチャン先生は、見においでと誘う。 お爺さん犬はそのまま街灯の灯りに照らされ 遊歩道で温和しくしている。 お散歩に来る仲良し犬に弱々しく尻尾を振っていた。 オバチャン先生は色んな作品を外に出して 見せては説明してくれる。 刺激的(▼∀▼)✨ 額や作品箱の作品をどんどん持って来て 見せてくれるオバチャン先生は活き活き(笑) 写真には撮りきれない程見せて頂いた。 リナに石粉粘土で遊びなさいと1パックくれた。 まずはキュウリあたりから作ってごらんと。 ギンナンに塗ったらいいよとラメラメの糊も。 買ったら勿体ないから持って行きなさいと。 まだ木の実がいるかと聞かれる。 結構拾ったからもういいかなぁと考えていたら、 「そんじゃね、オバチャンに一日ちょうだい。 オバチャンね、色々探しておいたげるわ♪」 と木の実をいっぱい拾ってあげるとワクワクしてる。 嬉しそう。 リナ、オバチャンと明後日お約束(笑) 明後日また遊歩道で待ち合わせ(笑) こんな出会いもあるんだなぁ(笑) オバチャン先生は生涯作り続けたいと言う。 お教室をしていたけれど、 生徒さんの面倒をしていたら 自分が楽しんで作る時間がない。 だから、教室はやめたんだって。 作品はね興味ない人は見ないで宜しい、 見たい人にはいっぱい見せたげるよと語る。 確かに。 私も物作りの端くれ。 制作が仕事になると楽しくない。 明後日グラスにモミジバフウの実を入れて オバチャン先生に返そうかな。 お爺さん犬、ようやくお散歩に行けたらば 辺りはもう暗い…。 鳥目のママはもうどんぐりは見えない(苦笑) すぐ先には以前通っていた公文。 先生の笑顔に会いに行きたいなと覗きに行く。 「まぁ♪リナちゃん…これは夢? 私夢を見ているみたい」 と目を潤ませ、リナを抱き締める先生。 公文の子達、放心(笑) 孫のように毎回抱き締める先生。 リナは2歳から公文のお習字に通っていた。 この公文では最年少。 先生には4人の息子さんがいるが、 お嫁さんに気を遣うので孫を抱き締めた事がないと言う。 リナは大好きな先生にいつも抱き付いていく。 リナの幼稚園は先生が抱き付いていく園児みんなを いつも抱き締めてくれる。 だから公文の先生にも同じように抱き付いていく。 70代の先生はリナを特別に可愛がっていた。 昨日もリナを抱っこしたいと 膝に乗せギューッと抱き締め涙を拭いていた。 リナには癒し効果があるようだ(笑) 公文の生徒、不思議顔(苦笑) 毎週の公文でリナは毎回、 道に咲いている花を摘んでは先生に渡し 先生は教室に花を飾って下さり、 道に落ちてる木の実や蝉の抜け殻を渡せば 先生は教室の棚に飾って下さり、 クレヨンで先生の顔を描けば 先生は自宅のように壁に絵を貼った。 昨日もいつものように、 どんぐりをリナは渡した。 先生の瞳は、手のひらのどんぐりを 宝石を見るかのように優しかった。 放置状態の生徒たち(笑) 久しぶりに見たその生徒は大きくなっていた。 dp*母子と先生と生徒たちで少し談笑。 生徒たちの目の色が光り 自分達の知らない先生を知り好奇心で更に光る。 私も以前先生に筆ペンを習っていた。 私は小学校1年生から中学校2年生まで習字をしていた。 だから大人になってもたまに書きたくなり、 リナと一緒に大人の公文に通っていた。 先生から褒められ◎を書き込まれると 本当に嬉しくて童心になって喜んでね。 引っ越してからもごくたまに顔を出す。 前は幼稚園のお芋掘りのお福分けに。 細く長いお付き合い。
🌸🈴桜咲く🈴🌸 2024.02.02
はじめての岩盤浴 2023.12.26 コメント(5)
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日々の小さな幸せ、愛しい娘とのひととき、 大好きなハンドメイドや植物・虫・空などの写真、 育てている多肉の事などを 毎日記録で綴っています(๑'ᴗ'๑)💓
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