a little happiness 日々の小さな幸せ

Happy Birth dayがHappy Birth duy(笑)



『チョコレートのメッセージプレートをイメージしてみたの』

とリナは説明してくれた。

先週から図工では【箱を使って作ろう】が課題。

リナはママの誕生日に

それはステキなステキな箱を使った二段重ねの

Birthdayケーキをプレゼントしてくれた。

ママにはこれくらいキラキラして見えた♪

だから、キラキラ加工して

キラキラな思い出にして今日のブログに収める。





先週からしきりにリナは

『学校でママにプレゼントを作っているんだよ』

と言っていた。

その度に「わぁ♪どんなプレゼントなんだろう?」

と探らずに、楽しみな気持ちだけ伝えていた。



『図工の先生にね「英語でハッピーバースデーはどう書くか教えて下さい」って言ってね、図工の先生が「何でですか?」って言ったからね、「あのねママが来週お誕生日だからお誕生日ケーキを作りたいの」って言ったらね教えてくれたんだよ』

と説明は続く。





そして今日20日はママの誕生日。

丁度今日は図工が2時間。

朝、リナは

『今日図工でねママに作ってるプレゼントを持って帰るからサプライズだから楽しみにしててね』

とサプライズの予告をした( ´艸｀)ﾌﾟﾌﾟﾌﾟ

ケーキでも作ってくれてんだろと予測はつく。

が、ママは「え!?何だろ?楽しみだなぁ♪」と

リナのワクワクを持ち上げ、

毎回はじめて聞いたようにとぼける。

そしたら『あのね本当は内緒なんだけどね』と

サプライズを話したくて仕方ない(笑)

自分の中でワクワクが膨らんではみ出した。

『あのねお友達から貰ったパーツを付けて飾ったんだよ♪あのねママにケーキ作っているから♪』

嗚呼サプライズをバラしちゃったね(苦笑)

でもママは気付かないで更に

『うわぁ♪楽しみだなぁ♪どんなケーキなんだろう???』

とリナのワクワクの波に乗っかる。

『それはねお楽しみだから内緒!(▼皿▼)!』

いきなりピシャリと窘められた(笑)




今日は放課後クラブで遊んで来るからと

帰りは迎えに来てと言う。

今の時代だから帰りは迎えに行く。

全員が放課後クラブで遊んで帰る訳じゃないから

帰りに一緒に帰る人がいなかったりする。

前は帰りに一緒に帰るお友達がいないし、

ひとりだとＵＦＯに連れ去られるからと怯え

担任より今怯えながら下校したので

お母さん迎えに行って下さいと御丁寧に

電話が来た事もあった(苦笑)

担任も1年生の娘を持つ父親だから優しいのよ。

そんなんで定刻に校門に迎えに行ったらば、

今日は一緒に帰るお友達や上級生が４人いてね。

『あっ!!ママ!(;ﾟдﾟ)!どうしたの!!』

お前さんが今日は迎えに来てと言ったのだぞ。

『今日はお友達がいるから大丈夫だよぉ、もうママったらぁ(笑)』

おいリナよ、そんなのママは知らんがな(-ω-;)

キッズ携帯は持たせてないから

こんな時はあると便利だよねと思う。

みんなの手提げ袋と傘を

「自転車に乗っけなぁ」と言い軽くしてあげたが、

リナだけは『これはリナが持つから』と

大金を抱え込むように見せないように

手提げ袋を胸に抱えていた。





子供の意識に下がって目線を下げ会話すると

友達のように色々と子供達は喋ってくる。

進路の憂鬱さを話してくる6年生、

以前一緒に帰った時に蛇の死骸があったねと

思い出話をしてその時に私が話した言葉を

あの時リナのママこう言ったよねと話す5年生。

聞き役は子供達も欲している。

進路の大変さを「大変だねぇ」と言うと笑う。

思い出話を「よく覚えてたね偉いな」と言うと笑う。

意見なんかより、

話に耳を傾け気持ちに寄り添うと言う事は

相手の気持ちを幾分軽くしてあげられる。

他人の子に上からものは言わない。

でも大抵子供達は友達感覚で色々喋ってくる。

会えばハイタッチして互いに「イエイ」と言う。

子供達の警戒心の全くの無さに、

私は近寄りがたい大人では無いんだと思う。

地域のおばちゃんとして親しまれればいいな。

リナのクラスメイトは自宅に鍵が掛かっていると

鍵があるのにうちに「お母さんがいない」と

ランドセル背負ったまま遣って来る。

自分はリナちゃんの家の子に生まれればよかったと

言われた時には、なんとも言いようのない心だった。

特に何をするでも無く、

宿題を一緒にして、出来たらいっぱい褒める。

そしてプリントいっぱいの大きな花丸をつける。

子供は特大の花丸に目を輝かす

一緒におやつを食べながら今日の学校での

出来事を聞いて、聞いた事を復唱し

そうだったんだぁ、よかったねぇと話す。

リナにとっての日常は、時として

他所の子にとって嬉しい事である時もあるんだなぁ。

こども食堂は出来ないけれど、

さみしい時にはいつでもおいでと言えるスタンスは

用意していたいなと思う。





うちは通学コースで一番遠い。

リナと２人になった。

ワクワクした顔。

『ねぇママぁ?? これ見るの楽しみ??』

「すんごい楽しみだよ。ちっちゃいケーキかなぁ?フルーツのケーキかなぁ?ってずっと考えてたよ」

クスクス笑うリナ。


手提げ袋いっぱいの大きなステキな

愛情いっぱいの誕生日ケーキをありがとう。






お母さん、あなたが私を産んでくれたおかげで

今年も幸せな誕生日を迎えられました。

娘からの『ママ大好き』を受け取る幸せ。

朝一番に誕生日おめでとうメールをありがとう。

誕生日は、祝ってもらう幸せと

母親に産んでくれた事を感謝する日。


また1年間、健康に守られて

元気に笑顔で１年を過ごせますように。

また毎日を一日一日大切に一生懸命生きよう。

その積み重ねが未来の私に繋がる。