テーマ:娘とのひととき(70)
カテゴリ:自然@こんな昆虫・生き物🐞🦆
昨日はずっと雨。
放課後教室に行く日は迎えに行かなきゃ行けないの。 コースで一番遠いから帰り道ひとりになるのよ。 だから、ママ迎えに来て、なのだ。 自転車で迎えに行くと、一緒に帰る子の荷物を全部積んでやる。 だが今日は雨。 そして、歩かねば(笑) 歩くと体にいいそうね。 がんの発症率低下につながるらしいわよ。 明日も歩くぞと思ったら明日は土曜日だったと気付いたのは夜(苦笑) 3連休やん( ̄∇ ̄) さてさて。 今日は雨の中歩いてお迎えに。 保育園を通るとシルバー人材のオジチャンが門で見守り業務。 すっかり顔馴染みなので、挨拶すると笑顔もこぼれる(*´∀`) 「こんにちは」「お疲れさまです、雨の中ご苦労さまです」 オジチャンはカッパ姿で体が寒そうだ。 意外に蒸れて逆に暑いかな? 道々で花に目が行く。 撮ろうと気が向いた草花だけ撮る…私の道草(笑) 学校に着くと放課後教室が丁度終わったようで、 子供達がぞろぞろ歩いて出て来た。 読み聞かせで顔馴染みの女の子達が声を掛けてくれる。 「あ♪リナちゃんのお母さん。」 マジックショーどうだった?楽しかった?と聞くと 「うん、楽しかったよ♪」と答えてくれる。 気を付けて帰ってねぇ(o´∀`o)ノ また別の子は「あ、リナちゃんもうすぐ来ると思うよ」と教えてくれる。 教えてくれてありがとう♪気を付けて帰ってねぇ(o´∀`o)ノ ここでも見送りのシルバー人材のオジチャン化だわ。 「さようならぁ」と面識のない1年生の男の子。 私が顔を忘れているんだわね、私は図書室のおばちゃんだもの。 は~い、さようならぁ♪気を付けて帰ってねぇ(o´∀`o)ノ 振り返るとピンク色の上履き袋が落ちている。 こ~れだ~れのぉ?!落とし物だよぉ~?? 大きい声で聞くと2年生の女の子が走って来た。 「あ~助かったぁ。ありがとうございます。」 お礼が言えて偉いね。 どの子も大荷物なのである。 手提げ袋から上履き袋が溢れて落っこちたのね。 今日は金曜日に付け加えて夏休み前なので、 御道具達の持ち帰りもあり、今日は鍵盤ハーモニカで重そうだ。 更に傘をさしているから低学年には大変だわね(苦笑) しばらくしてリナ達がやって来た。 「リナちゃんのお母さん荷物持ってぇ」と駆け寄る。 今日は自転車じゃないから荷物の手伝い出来ないよと言うと 1人は露骨にガッカリして文句を言って来た。 頑張って帰りましょうね。 その子は楽が出来ないならと帰って行く(苦笑) リナの荷物は持ってやる。 自分の子だから。 ずるいと言ったので、自分の子だもんいいでしょと言った。 だって私はリナを迎えに来ているんだもんって。 つけあがる子と納得する子は心の持ち方が違う。 序でに持って貰っているって自覚がないのね。 もう1人はいつもニコニコと素直な心の子で打算的な心がない。 荷物を積んでやると毎回「いいの?わぁ♪ありがとう♪」と 必ず毎回お礼を言うので、可愛い。 お便りでも連絡があった。 夏休み前で荷物の持ち帰りが多いと。 持ち帰りさせるので宜しくお願いしますとね。 時間と気持ちに余裕のある親は迎えに来ていた。 迎えに来ていた親は、笑えるけど図書ボラママだ。 だいたい志が同じような同士なんだろうな。 「お疲れぇ♪バイバ~イ」と挨拶を交わす。 私までマジックショー観ちゃったと、 そのママは放課後教室に参観参加したそうで、うわてだった(笑) 他人の子の荷物持ちして疲れたくないので、 重くない持ち方にしてランドセルの上から担がせてやった。 「あ~♪軽いねぇ」と可愛いその子は言った。 可愛いその子はリナに言う。 「リナちゃん軽そうでリナちゃんのお母さん重そうだねぇ」 リナも笑った(笑) ジャンプ傘を3人で一緒に開いてみようと言う。 「せ~のぉ、せ~でぇ」ジャパジャパジャパン!!! 2人の可愛い子らは笑った。 もう1回やろうとリナが言う。 ジャパジャパジャパン!!! もう1回♪と言う。 そろそろ私も面倒くさい(苦笑) 踏切を渡り、ジャパジャパはもう終わりと告げた。 残念そうな顔の可愛い2人。 目を閉じて口を開けて下さ~い。 すると、素直な可愛い2人の子はツバメの子みたいに口を開けて目を閉じた。 ポケットに偲ばせていたミルクキャラメルを 一粒ずつ可愛いお口に「はい、1週間頑張りました」と放って遣った。 一瞬にして「甘~~い♪」と声が揃い、笑顔で顔を見合わせた2人。 「リナちゃんのお母さんもいつも頑張ってるよ、毎日ごはん作って洗濯してくれて、迎えに来て荷物持ってくれてさぁ」 嗚呼、この子は感謝の気持ちがしっかりした子なんだなぁと感じた。 幼い頃から手術を繰り返し体の不自由なところを持っている。 ありがとうをくみ取る力がしっかりしているのね。 じゃあリナのママもア~ンってキャラメルを頬ばった。 3人で美味しいねと秘密の帰り道。 リナは遠回りになるが、いつもこの子の家を通って帰りたいの。 放課後教室の時はいつもこの子を送り届けてから帰る。 またねぇと手を振る。 『ねぇママぁ、まだお口にキャラメルある?』 ママ噛んじゃったからもうないや。 『リナまだあるも~ん』 前回噛んで早く舐め終わったから大切にゆっくり舐めてんのね(笑) 保育園の見守りのシルバー人材のオジチャンに挨拶し 保育園を通り過ぎようとした時に アスファルトにメタリックグリーンのものがゆっくり動いた。 美しい甲虫。 ヤマトタマムシだ。 触覚が1本なくなっている。 足が悪いのかゆっくり道路の真ん中を歩いていた。 引かれちゃうよタマムシさん。 捕まえた。 私の手をゆっくり登る。 『ママ何それ、綺麗。なんか可愛い。』 リナも触ってみる?『うん、触ってみる!』 手に移動させると、タマムシはゆっくりリナの手を1周する。 『うわぁ♪可愛い~♪』 タマムシにしたら恐怖だろう(苦笑) オジチャンにも見せてあげる?とリナに聞くと 『うん♪見せてあげる♪』と目は更に光る。 振り返ると見守りのオジチャンは興味津々であった。 こちらをニコニコ見ながら「何があったの?」と問い掛けた。 タマムシだよと駆け寄るリナの手のタマムシを見て 「ああタマムシだったのかぁ、綺麗なんだよね」とオジチャンは言った。 車にひかれると悪いから木に避難させようと捕まえたのとオジチャンに言うと オジチャンは「ああそうかぁ」と笑った。 幼稚園の見守りのオジチャンと違い、 保育園の見守りのオジチャンは見守りの勤務時間が長い。 幼稚園はお迎え時間が一斉だけれど、 保育園はワーキングママのあがる時間もそれぞれだから。 だから、放課後教室の迎えで通り顔を合わす私達の顔も 通りの少ないこの道すがら覚えて下さっているの。 タマムシは保育園の木に登らせてやった。 オジチャンに挨拶して保育園を過ぎた。 さぁ、うちまであと少し。 歩こう歩こう雨の中♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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