カテゴリ:📗図書館&図書ボラ&読み聞かせ📘
今日2学期最初の読み聞かせ日で、
昨日は雨がやんでから図書館に行って来た。 再来週の読み聞かせ当番の方が運動会に近いから、 私は来週の敬老の日にちなんだ話を探した。 なかなか敬老の日を描いた絵本や紙芝居は無かった。 今回は絵本2冊と紙芝居1話にしたわ(*´∀`*) まずは1冊目【あっ! みーつけたっ!!】 家族の心情が繊細に描かれた絵本。 文章が関西弁なんですよ。 関西のママ友にイントネーションを習って、そして読みました。 この絵本は絵が見やすく、文字数もそんなに多くない。 絵(ページの場面)に対して文章が丁度良いので 読まれている子供達もピントがあうし、想像しやすい。 主人公のこの男の子は毎日学校の帰り道で石を見つけるの。 ポケットに入れて、持って帰って、クレヨンで色を塗り、 動物にしていく。 ある日とびきりの石を見つけて ポケットに入れて持って帰ろうとしたら… ポケットが破れてしまう。 お父ちゃんに怒られてしまうが、 話を聞いたお父ちゃんは 夜遅くまでかかってなおしてくれた。 お母ちゃんは?と疑問に思うだろうね。 「なんでぇ?」「お父さんが縫ってる」と声も聞こえた。 でも話は子供達の予想外の展開になり、 子供達がシーンとなり、 「かわいそうね」「入院してたんだ」 「髪がなくなってる」など それぞれ子供達の着眼点から声が聞こえた。 家族の心情が実に繊細に表現された絵本だと思う。 心が感じ動く。 小さく感じ動いても、大きく感じ動いても、 感動出来る心はいいわね。 気持ちを使って考えるって低学年は まだちょっと疲れるわね。 「あっ! みーつけたっ!!」は7分程で読んだ。 次のお話に移るのに、少しだけリラックスしましょうかね。 で、場繋ぎのリラックス本に選んだのは【うんこしりとり】 子供達はしりとり遊びが好きだし、 うんこって言葉も面白がり好きだから、この二つが合体したら そりゃ最高だろうと選んだ。 1分もあれば読めちゃうけれど、 これは子供達と掛け合いしながら読んだの。 子供達が勝手に音読し出すから可笑しかったわ。 声を出して読みたくもなる。 上品な声で「こうきゅうな」と私が読むと 子供達もお品のよろしい声で『うんこ(笑)』と言う。 きざな声で「こいする」と私が読むと 子供達も格好付けた声で『うんこ(笑)』と言う。 困った声で「こんがらがった」と私が読むと 子供達も真似をして笑いながら『うんこ(笑)』と言う。 そんな感じで全ページを掛け合いしながら読んだの。 きっと廊下では『うんこ(笑)』『うんこ(笑)』と大合唱が響き 今日の読み聞かせのママは何を読んでいるのかしらと思われただろう。 さぁ、リラックス本の効果があったところで、次は紙芝居。 演台を使うと子供達は絵と話に集中しやすくなるので 今回も図書ボラキャビネットから借りて使った。 今日のメインのお話は【おばあちゃん ありがとう】 来週は敬老の日なので、この紙芝居を選んだの。 はじめに読んだ話で妹が入院していたのが残っているのか…。 「うちのおじいちゃんね、もう死んだんだよ」とアッケラカンと言う子。 ちょっと印象が強かったかしら… 「このくまのおばあちゃんは死んじゃうの?」と聞く子もいた。 大丈夫、このお話でくまのおばあちゃんは死なないよと答えた。 「あのさ、私のおうち、おばあちゃんしかいないよ、おじいちゃんいないからどうすればいいの?」 先月おじいちゃんを亡くした子が敬老の日の事を聞いてきた。 天国でおじいちゃんは元気でいるから、プレゼント作って お仏壇に置いてあげたらおじいちゃん嬉しいかもねと答えた。 その子は「うんそうしよっと」って笑った。 リナもね、ジジの好きなタバコを画用紙で作ったり、 コーヒーを煎れてソロリソロリとお仏壇にあげたりするから。 ジジのお仏壇は孫達の工作や折り紙が沢山だ。 おうちに居なくなっても、心に居るんだよ、笑顔のジジが。 敬老の日。 中には、会えない子もいる。 遠方で会えなかったり、天国であったり、事情があったり。 自分の祖父母ではなくとも、 ご近所や地域のお年寄りでもよいと思う。 子供の心とは純粋だと感じた朝の読み聞かせ日だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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