カテゴリ:📗図書館&図書ボラ&読み聞かせ📘
なんだか毎日がアッという間で、
自分の居場所で自分の時間であるブログが追っかけ更新となり、 なんともスッキリしない。 さて、11/2の今日は読み聞かせ当番。 今回は紙芝居のみ。 明日は文化の日だが、文化の日を題材にした絵本や紙芝居がない。 今月は展覧会もあるが、展覧会を題材にした絵本や紙芝居がない。 う~ん( ̄~ ̄)コマッタネ💧 最近、リナのクラスに転校生が遣って来た。 じゃ、転校生を題材にした絵本や紙芝居がないかと探すとあった。 朝、教室に入って行くと子供達が集まって来る。 「ねぇリナちゃんのお母さん、今日は何の紙芝居読むの?」 楽しみにしていた子供達は口々に質問してくる。 演台をセッティングするのに机の上に踏み台を乗せると、 演台を触りにどんどん集まって来る。 鞄型になった演台。 扉を開けたりネジで鍵を掛けたり、紙芝居をセットしたり。 「大丈夫の範囲」の中でお手伝いをさせてあげる。 子供達の好奇心の芽を摘みたくはないもの。 紙芝居を読み始めた子がいたから慌てて静止させたけど(苦笑) みんなに囲まれたママを寂しそうに見ていたリナ。 基本、みんなのママって時は、リナを自分の子供としては接しない私。 転校生くんが私に近づいて来た。 君がT君ね、私はリナのママよ。読み聞かせでよく来るからこれから宜しくね。 そしてT君と握手をして、 今日はT君の為にお話しを一つ読むからね。と言うと 握手しながらも「うん♪」とニコニコ嬉しそうだった。 この【また、あおうね】はバリアフリーの紙芝居。 言葉のバリアフリー、心のバリアフリー。 両親の都合で中国から遣って来た男の子は、 日本語がよく分からない。 クラスに馴染めず休み時間は窓から校庭を一人見ている。 それを見ていたクラスの子は転校生の気持ちを考える。 相手の気持ちを考える、相手の気持ちに寄り添う、 そんな思いのきっかけになったらなぁと選んだ。 物語の中で中国語の挨拶をいくつか教えてくれるので、 子供達は中国語を呟いていた(笑) 次は【うみにしずんだおに】は長い紙芝居。 幼稚園向けは8場面、低学年では12場面がちょうどいい。 が、この昔話は16場面あるので、10分弱かかった。 とにかく緊迫感を与えるように読み手への指示が多い。 絵本と違うのは、芝居であると言う事。 嵐をおさめるために鬼が大岩を海へ運ぶ。 親鬼と子鬼の親子愛、村人を守ろうとする親鬼。 子鬼を波から守ろうと沈む親鬼に、 子鬼は哀しみの余り岩になってしまうのだ。 四国の久礼の海にその時の岩があるよと最後に教えてくれる。 親鬼、子鬼、爺様、村人、嵐の轟音。 声色を変えながら緊迫感を与えながら読むので喉がヤバい(苦笑) 私が小学生低学年の頃は、朝や生活の時間によく先生が 紙芝居を読んで下さったもので、今でも思い出になっている。 今の子供達は昔の子供達よりも紙芝居を読んでもらう機会は 決して多くはないだろうと思う。 紙芝居は絵本とはまた違った楽しさがある。 私一人で1年生から続けている紙芝居による読み聞かせ。 今学期のクラスでの私の読み聞かせ当番は終わり。 (引き続きお昼の読み聞かせは毎週あるけれど) 3学期も子供達に密着した物語を提供していきたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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