カテゴリ:つぶやき
同じゴスペル教室にはリナの幼稚園からのお友達がいる。
幼稚園3年間同じクラスで、一緒に成長を見守ってきた。 彼女はハンディキャップを持っている。 聴力や視界、気持ちの伝え方、気持ちの持ち方 色々と日常で自由が取りづらい事もある。 でもいつも清らかな心で穏やかな笑顔で 素直な感性で彼女は彼女の世界を過ごす。 彼女のママとは、初めての保護者会で隣の席だった。 自己紹介・子供紹介の時間で、 彼女のママの目に浮かぶ涙を私は今も忘れない。 そんな彼女が発達療育センターで作ったと言う。 彼女のママから手渡された小さな幸せ。 一緒に作ったハーブティーだとゴスペル教室が始まる前に 彼女のママが、はにかみながら私にプレゼントしてくれた。 ハーブと紅茶をブレンドしたハーブティー。 「ありがとう、ありがとうね」と 彼女のホッペをムニムニしながらお礼を言うと 彼女も「ありがとう、ありがとうね」 と、可愛らしい声でオウム返しする。 うん、伝わるよ。 受け取ってくれてありがとう、ありがとうねって伝わるよ。 リナが言う。 『○○ちゃん、ありがと。』 彼女もありがとと言葉を返してくれる。 『ママ、○○ちゃんお話が結構出来るようになってるね♪』 そう、○○ちゃんも、○○ちゃんのスピードで成長している。 見える成長、感じる成長。 リナは年長さんの卒業制作で お互いの顔の絵を描きあう相手だった。 年中さんのクリスマス会でも一緒に役を演じた。 彼女がリナのフルネームを言ってくれた時にリナは感激した。 幼稚園行事で、外で炊き出ししていた時に 園児が「美味しくなぁ~れ」と順番にかき混ぜる。 彼女は嫌がり泣いていたが、 ○○ちゃんなんで嫌だって泣いてたんだろ?と聞いたらば リナは彼女は煙が目に入るから嫌だったんだよと代弁した。 小学校は違うけれど、月1の教室で会える。 彼女も彼女のペースでゴスペルを楽しんでいる。 楽しんでいる事が一番である。 リナも彼女の成長をリナなりの距離感で見守っている。 彼女が作ったミントティー。 私の心もリラックスさせてくれた。 ○○ちゃん、ありがとう、ありがとうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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