a little happiness 日々の小さな幸せ

超大型台風２１号が関東に朝やって来た。

朝の５時半過ぎにうちの番地の6番先が避難勧告と

防災メールが鳴り、びっくりしてしまった。

土砂崩れの危険性が高いからとの事。



小学校は１０時～１０時１５分までに登校指示。

休校ではなく３時間目からの授業と昨日の時点で

学校からの一斉メールがあった。

『あぁあ～、休みがよかったなぁ(´Д｀)』

そんな事言うんじゃない(￣～￣)

この台風で被害遭って困っている人もいるんだよ、

お水や土がお家に入ってドロドロになって、

ランドセルや教科書が汚れてしまって学校行きたくても

行けない生徒がいたらどう思う？

『ん～(￣～￣) リナは学校行けてよかったと思う』

うん、じゃあ行きたまえ(￣∇￣)




毎朝登校する時、集合場所まで一緒に私もウォーキング。

だけど、ここのところ、ウォーキングが出来ていない。

リナが走って行きたいといい出しやがった(￣∇￣)ｴ?ｱﾙｷﾀｲﾉﾆ…

じゃ、ママチャリにランドセル乗っけなよ。

『やったぁヾ(o´∀｀o)ﾉ』

初日はすぐに疲れて歩いてしまった(苦笑)

次の日は前日よりも2倍近い距離を走れた。

まだまだ集合場所は先だけどね。

でも、昨日よりもだいぶ走れてるじゃん。

昨日より長く走れてるじゃんリナ、後ろ見てごらん、

こんなに走って来れてるよ。

『わあ、本当だ!! 明日は前の集合場所まで走ってみる♪』

登校メンバーが同じ町内の向こう側の新築に引っ越したので、

集合場所が前よりも更に遠くになってしまった為に

長い距離一人きりで歩くのが嫌なリナは集合場所まで

ママと一緒に行こうと言い、

朝がどうしても忙しい日は後で追い着くから先に行っててと

先に登校させても、ママが出る準備をしていると1分後には

『ママぁ、やっぱり一緒に行こう(・_・、)』と戻って来てしまい

Σ(･ω･ノ)ノ おぉ～～ぃ、なんで戻ってくんねん Σ(･ω･ノ)ノ

大袈裟に驚きツッコミすると、リナが笑い出した(笑)

おぉ～い、←は、江頭みたいな言い方で言った。

心細い日もあるね。

ママは来ないでと、自分が１年生のお姉さんになったと

自信に満ちあふれていた新１年生の時もあったけどね(笑)

まぁ、１人で行くからと言って来るまでは付き合いましょう。


そんなマラソンの日が続いている。

晴れても、曇りでも、軽い雨でも。

走る距離が伸び、走るペースが出来、呼吸が調う。

それがリナ自身で分かるから面白いのだろうね。

短距離走より長距離走に向いてるのかな?

だから、ママはウォーキングじゃなくママチャリで一緒に走るの。

雨で長靴の日は走らないけど。

三年生は人間の成長で一番体力に伸びが出る時期なんだと担任が言う。

タイムが伸びる、脚力がつく、身長も伸びる。

出来なかった事や苦手だった事が、

意外と頑張り次第で気付いたら出来るようになってたりすると。

一人っ子のリナは、よく

『ねぇ、ママがリナと同じ頃さぁ、どうだったぁ?』と聞く。

私の成長記録を見ると、三年生のリナの今の身体全体は

私の五年生の時の身体とほぼ同じくらいで私の方が若干小さい。

前習いなど6年間一番前だったので、前に習った事はなく

いつも両手は腰だったわ(苦笑)




今日ははじめて集合場所まで歩かずに走って行けたリナ。

『リナ凄い?ねぇママ!(*´∀`*)』

ママは走ったら横っ腹が痛くなっちゃうよ、

ママよりすげぇなオマエ。

リナは自分でここまで走って来れた自分をどう思う？

『頑張ったと思うしぃ、凄い。だって前まで走れなかったから』

じゃあ、自分で成長が分かるって事はどうなったって事?

『凄くなったぁぁヾ(o´∀｀o)ﾉやったぁ』

やったね、リナ。強くなったじゃん。

集合場所に一番に着いたから、更に嬉しいね。


運動があんまり得意ではない。

学年体力測定でも平均よりだいぶ下であるが、

平均を目指す事なんてしなくていい。

昨日の自分より今日の自分の成長だからね。

過去のリナとしか比較しちゃいけないわ。

ベースが他の子とはもともとの体が違うのだから。

気管支系が弱かったりで肺活量が違うし、

両脚の薬指が指短症であったりで脚力が全く違う。

体育の時間でリナは早く走れずにチームリレーで

野次られ悔しい思いをしていた。

リナちゃん、ちゃんと本気で走ってと。

『リナ、一生懸命頑張って走ってんのに、○○ちゃんが本気で走ってって文句言うんだよ、リナ泣いちゃった』

○○ちゃん図工が苦手だけど、リナは○○ちゃんに文句言う?

『言わない』

得意もあれば苦手もあるよね、なんでもかんでも出来る人は

出来た時の喜びが分からない人よね、それってどう思う？

『かわいそう、リナならイヤだ』



リナはリナなりのペースで成長している。


遣る気が出ているんだから、走りたいなら遣ったらいい。

ママはママチャリでスィス～イと下り坂の帰り道を

こぐことなく、スクーターみたいに走って帰る。