カテゴリ:自然@こんな植物🌸
4月6日、今日から4年生の学校生活スタート。
担任は誰になるのかワクワクドキドキしながら始業式に向かう。 すると…通学路のはるか向こう側… 歩道に何だか異様なる物体が見えた。 何だろうとリナと訝しながら近くになるに連れて それがツツジであることが分かった。 新学期初日に誰が引っこ抜いたんだろう… ツツジの植え込みをよくも引っこ抜けたもんだわ。 ふと思い出す小学校時代にいた怪力の発達障害児のこと。 その怪力の男児は怒りの力で背丈ほどの生け垣を引っこ抜いたのだ。 その怪力男児の母親はひたすらに引っこ抜かれたお宅に謝っていた。 その怪力男児は有るときは怪力で御墓場の物凄い高い木に 体操着袋を放り投げ木のてっぺんに引っ掛けてしまい、 その怪力男児の母親は墓の管理人にひたすら謝っていた。 軽度の発達障害ではなく、知的障害は軽くは無い男児だった。 高学年の頃にはその怪力男児の母親の力では困難そうだった。 知的な成長はあまり変わらなかったが、体はみるみる成長していた。 小学生の私でも、大変だなって思った。 その怪力男児は抑制剤が原因らしく中学2年生の時に心臓発作で世を去る。 私たちが音楽の授業に、校内放送が入り全校で黙祷をしたのを 今でも記憶している。 お葬式でまさ君のお母さんが悲しみで泣きながらも まさ君には悪いんだけれども少しホッとしてる そう言った言葉を今も忘れられないでいる。 まさ君のお母さんの葛藤、悲しみ、解放からの哀しさ、 ホッとしたと言う言葉は、計り知れない哀しみからのものであろう。 引っこ抜かれたツツジの植え込みを見て 泣き怒りながらコントロールの効かないまさ君が あの日大きなマサキの植え込みを引き抜こうと泣き叫んでいた光景が 目に浮かんだが、なんで泣き叫んでいたのか… みんな分からないで見ていた。 このツツジも根っこが広い。 誰が引っこ抜いたんだろう。 何があったのだろうと、パシャリと撮った。 始業式から1時間もし、子供達は9時半に下校。 10時から入学式なのだ。 嬉しそうに下校して来たリナが言う。 『ママぁ、あのね、また○○先生だったよ。ヤッターヾ(o´∀`o)ノ』 担任が持ち上がり、ホッとした。 さぁ、4年生スタートだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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