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時々小さな仕事を頂く会社にお邪魔していたときのこと(そこには仕事がら様々
な人が出入りするんですが)中村さん(仮名)と言う方を紹介されました。社長 曰く「DQNさんトコロもパソコンのシステムとか販売していたよね、中村さん は今ね、パソコンの家庭教師をご自分で始めたばかりで、実は集客の相談に見え たんだけど、もしお客さんが居たら回してあげてくれないかなぁ」とのこと。 「それで、具体的にはどういうことをされるんですか?」と尋ねましたところ、 「とにかくパソコンに関することでしたら何でも相談していただけるような会社 にします」とのことでした。『う~~~~~ん。。。。』正直言って腕組みして しまいました。失礼な言い方ですが、失敗するのは目に見えている。 「失敗する・・」と言うのは、パソコンの家庭教師がダメだと言うんじゃないん ですよ。それをどういった方法で展開するのか考えていないところに、失敗の芽 を見たんです。例えば『MAC専門』とか『エクセルを用いた数値分析専門』の ように、意図的にマイノリティーな色づけをしなくっちゃダメなんです。その 辺、一応お話しはしたんですがね^^;) 話は変わりますが、先日、東京や長崎と言った「阪神ファン」が極めて少ない地 域に、阪神ファン以外お断りの居酒屋を出して繁盛している例をテレビで特集し ていました。成功する秘訣はアレなんですねぇ。資本の小さな商店や会社って言 うのは、大きな市場を狙っちゃダメです。と言うか、相手が大きすぎて具体的な 戦術が立てられないんですよ。 さて、中村さんのお話しに戻りましょう。例えば医者なんかでしたら、今でも MACユーザーが圧倒的に多くさらにMACで使えるデータベースと言えばファイ ルメーカーが有名です(アクセスはありません)。ところがアクセスなどと違っ て独学で勉強するための書籍が極端に少ない。そこで医師会の名簿を手に入れて (無ければ電話帳でOK)、「期間限定・定員限定でファイルメーカーを用いた レセプト作りの基礎講習を行います。特典として講習終了後の個別相談などを受 け付けます、料金は289000円・・・」とかやれば、DMでも客は来ます (ちなみにこの例は実証済みです)。中村さんにはそのような提案をしました が、ご自分のビジョンに自信があるんでしょう。「お話し」程度にしか捉えても らえなかったみたいです。 教材販売でも「小・中・高すべての生徒に販売してやろう」と言うところより は、「塾などで挫折した経験のある中学2年生以上の生徒のみ」を対象にしてる 業者のほうが売り上げは伸びてます。「家庭教師の派遣が可能なエリアのみで販 売」するのもその一例ですね。ちなみに、いま僕らがやっているのは「最後の 100日カリキュラム」、もちろんご家庭には「中3の2学期からしか入会でき ず、10月いっぱいで受付を終了する」と言ってアポ取りします。みなさんのお 宅にも電話が行くかもしれませんよ(笑)。 その後中村さんの噂を聞きませんが、どうされてるんでしょうか?途中で気づい てくだされば良いと思うんですけど。今回は『お金と時間があまり無い零細な事 業主や営業マンは、意図的に小さな市場を作り出して突破口作り(アポ取り)に 集中し、比較的高単価な商材やサービスを販売したほうが良いですよ』と言うお 話しでした。ちゃんちゃん♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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