カテゴリ:仕事
先々週ですが、長年お世話になった関連会社の課長さんの送別会がありました。
彼は後工程と言われるICパッケージの組み立て関係の面倒を見てもらっていて、その世界では顔が広く、かなり有名人だったらしいです。こちらの結構無茶な要求(主に日程面)に、快く調整を引き受けてくれて、何度も助けられました。 しかし、昨今の経済状況から関連会社のほうで、その部門の撤退&廃止を決めたのが昨年の8月。それからずーっと再就職先を探していたらしいのですが、なかなか見つからず、結局、今の仕事とは関連のない福祉関係の事務をやることになったとのこと。 送別会直前まで、再就職先が決まっていないとも聴いていたので無事就職が決まったと聴いてホッとしたのと、こんなに実績を積んだ人でも同じ業界に残ることが出来ないのかというショックとで複雑な気分でした。 送別会での課長さんの一言がチクリと来ました。 「『私はこれこれの業績を残してきました。』とか『このツールを使って、こんな製品を世に出してきました。』とか履歴書に書ける経歴と実績がないと、この年からの再挑戦は厳しい。」 自分が、今の会社でして来た仕事を履歴書に書くとしたら、何が書けるだろう? 別の会社に自分を売り込むとしたら、何をアピールできるんだろう? 今の仕事をずーっと続けられないとしたら、次はどんな仕事がしたいんだろう? 帰りの電車の中で、色々と考え込んでしまいました。 そんなこともありながら、先週は就職希望の学生との一次面談とかもあり、自分の希望を無邪気?にアピールできる学生達が、ある意味うらやましくなりました。(本人達は超氷河期の就職活動でそんな実感はないのでしょうが) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年04月18日 20時02分18秒
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