カテゴリ:映画・ドラマ
以前に冬のソナタのDVDを貸してくれた先輩は、
すっかり韓国映画やTVにハマっています。 その先輩が「チャングム、面白いよ~」といつも観ている様子。 「宮廷女官 チャングムの誓い」は、番組予告などで観ていましたが、 歴史物という認識くらいしか無く、特に気にしていませんでした。 が、ある晩遅く、なんとはなしにNHKをBGVにして別の作業をしていると、 台詞が耳に飛び込んできました。 「味が分からなくても、味を描いて料理をするのです」 …ん?と思ってTVを見ると、 どうもこれがかの「チャングム」らしいと気付きました。 ご覧になっている方は分かるかと思いますが、 味覚が麻痺してしまっているチャングムが、味見をしないでイメージだけで、 新しい料理を創り出すという訓練をしていたシーンです。 まったく、料理物のアニメか漫画の中にでも出て来そうな場面に 惹き付けられた私は、結局最後まで観てしまいました。 …しかも次回の展開もすっかり楽しみになり、以来、ずっと観ています。 韓国版の時代劇なわけですが、独特の髪型や衣装もなかなか興味深いです。 三つ編みをぐるぐると巻き付けたような年長者の頭は迫力です。 日本髪なども重く無いんだろうか、と思いますがこれも重そう。 また16世紀の宮廷が舞台になっていて、文化を観るのも面白い。 チャングムは宮廷の料理方の女官なので、料理のシーンも沢山でてきます。 明らかに手のアップになると別人なんですけど (しかも時々で手が違う気がします…笑) まだ現在のように唐辛子が使われる以前の時代の、伝統的な調理法で 美しい料理を作っていく行程もあり、話の筋以外でも見応えたっぷりです。 原題は「大長今(偉大なるチャングム)」。 チャングムは歴史上に実在した人物なのですが、 設定やストーリーはほとんどフィクションなんだそうです。
いくつかピックアップしてみましたが、 他にも呆れるくらいグッズや書籍が出ていて、人気の程がうかがえます。 歴史物ということで、また今迄の韓国ドラマや映画のイメージとは違い、 敬遠なさっていた方は見やすいかもしれません。 NHKの大河ドラマみたいな感覚ですね。 全54話のうち、次回が20話。まだ今からでも遅くありませんよ(笑) 「宮廷女官チャングムの誓い」のサイトはこちら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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