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Jul 18, 2008
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カテゴリ:映画・ドラマ
東劇で上映されていたので、最終日に行ってきました。

ファンとしては一度映画館で見てみたかったのです。
思ったとおり、大スクリーンで観る『2001年』は圧巻で、
冒頭の「ツァラトゥストラはかく語りき」が流れるところで、
思わず目頭が熱くなってしまいました。

今見ても40年前に作られたとはとても思えない出来です。
暗転している時のフィルムノイズで、ようやく思い至る位。
壮大な宇宙の情景や、宇宙船内部のシーンなど
本当にリアルで、ため息が出ます。
CG技術が進んだ今では当たり前の画像ですけど、
当時はどうやって撮影したのかと思うと
不思議な程良くできています。

↑まだの方はレンタルでどうぞ。
スクリーンで観て改めて気づいたのが、構図の美しさ。
各シーンが一枚の絵画のように感じられました。

そしてこれも劇場の音響の中でこそだと思うのですが、
音楽や音が至極効果的に使われていることです。
有名な「ツァラトゥストラ~」や「美しく青きドナウ」は勿論ですが、
モノリスの場面でノイズ的な不協に響くサウンド、
そして打って変って全くの無音の場面…全くよく計算されているなと感心しました。

内容についてここでは触れませんが、
超難解な映画と言われるこの映画、
私も初めて見た時は終わった後に頭の中が「?」だらけでした。、
納得したい方は本も読むことをお薦めします。
順番としてはやはり映画から入って、その後に本、でまた映画というのが
よいのではないかと思います(笑)

映画ではかなり話の内容が端折られている部分が多いので、
後半の急展開は何が起こったのか、理解するのは難しいと思いますが、
何を意味するかが分かってからまた観てみると、
映像作品としてこう作られたのは納得できる気がします。

続編や、名作なだけに関連書籍もいろいろ出ていますので、興味のある方は是非。

SF好きの私にとって、やはりこの作品は別格です。
エンドロールが早々と終わった後も、暗転のまま延々と
「美しき青きドナウ」が曲終わりまで流れるのも、最近の映画にはないですね。
最後まで鑑賞して、当然の如くその曲を頭の中に流しつつ家路につきました。

平日の昼間、空いていたのでゆったり映画鑑賞ができ、リフレッシュできました(^_^)
採算取れなさそうですが…東劇さん、またいつか上映をお願いします。


2001年宇宙の旅 DVD
右のWARNER PLUTINUM COLLECTIONは
200分以上の音声・映像特典付きです。
2010年 DVD
キューブリック作品ではありませんが、
こちらで難解な前作の謎が解けるとのこと。
小説も読んでますが、映像でも観てみたいものです。



2001年宇宙の旅
2010年宇宙の旅
2061年宇宙の旅
3001年終局への旅
シリーズの小説。本を読んで
初めて意図が分かります。
3001年の完結編は未読。読まねば。
失われた宇宙の旅2001
キューブリックとの出会いと
構想・執筆過程を
アーサー・C・クラークが語る。
ありえたかもしれない、
もうひとつの「2001年」。
『2001年宇宙の旅』講義
クラーク=キューブリック批評の
決定版だそうです。
読んでまた自分なりの解釈を
深めてみたいものです。
未来映画術「2001年宇宙の旅」
4700円也。メイキング・オブ・『2001年~』。
当時の資料を元に制作過程を解き明かす決定版だそうです。
いい値段ですが、ファンとしていつか欲しい…ああ、とっても欲しい~。





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Last updated  Jul 19, 2008 10:26:55 AM
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