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テーマ:小学生の勉強(1313)
カテゴリ:育児について
松井るり子さんの「七歳までは夢の中」と「私のまわりは美しい」を読んで、シュタイナー教育に対する☆憧れ☆が膨らみました。
こういうものを読むとすぐに影響されてしまう... うー、かなりミーハーな私です、ハイ。。。 シュタイナー教育では、7歳までは読み書き計算などの知的なことは一切教えません。 でもその代わりに、たくさんの美しいもの、自然の素材で手をかけて作られたもの、本物の芸術や原体験に囲まれて五感を研ぎ澄まし、子供が自由に夢想できる時間を過ごすのだそうです。 「七歳までは夢の中」には主にシュタイナー幼稚園でどんなことをやっているのかが、具体的に書かれているんですが、ため息が出ちゃうほど、穏やか~で愛情溢れる教育内容なんですね。。。 そして、小学校にあがってからの勉強内容がまた素晴らしい! 国語、算数、理科、社会....といった教科ではなく、そのすべてが一つのストーリーのある授業の中から学んでいけるようなカリキュラムなのです。 「私のまわりは美しい」には、松井さんが体験した芸術的!とも言える授業内容が詳しく書かれていました。 ↓ご興味のある方はこちらから たとえば「植物学」といった授業の中では、前日に先生が黒板に何色ものチョークを使って美しい絵を描き、子供たちがそれをノートに写し(美術?)、その絵をもとに先生が物語として歴史を話したり(歴史)、時折その地の民謡を歌ったり(音楽)、「蜂蜜の部屋は六角形」と言って数字の「6」や図形を教え(算数)、それがさらに六弁の花や雪の結晶の話に展開したり(理科)、最後に授業についてのレポートを書いたり(国語)するのだそうです。 さらにシュタイナー教育のいいところは、勉強全体が道徳教育でもあるというところ。 「園芸の時間にシャベルの手入れ法を学ぶ」 「蜜蜂のお母さんにはうじ虫がこの世で一番可愛い赤ちゃんであることを学ぶ」 という具合です。 「道徳」という科目で集中的に説教じみた話を聞くのではなく、毎日の授業の中で自然と人道的な倫理観が身につくように進められている感じなのです。 今の義務教育の学校の教科では、「理系」「文系」などと分けて、それぞれの教科ごとに縦割りで教えられているけど、シュタイナー教育ではもっと大きな世界観で分けられているのだと思います。 人文科学 自然科学 歴史 地理 自己へ至る道 世界に至る道 私は何者か? 世界に対する私の責任 外から内へ 内から外へ (松井るり子「私のまわりは美しい」より) そして、すべての授業は体験を通して学ぶことなので「手から入り、心を通って、頭に至る」という道筋を通っているんですね。 う~ん、素晴らしいなぁ~。 これが教育の原点なんだろうなぁ。。。 いいなぁ、いいなぁ~。 うちもシュタイナー学校に子供を入れたいなぁ。。。(と、ひたすらミーハー) と、指をくわえてみたところで、近くに無いしお金もかかるし物理的に無理ですな。 しゃーない。いかにシュタイナーの精神を家で取り入れていくか、知恵を絞って考えるかな。。。 子育て&自分育て奮闘日記 今日は何位? ブログランキングを見てみてね♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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