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テーマ:ママの気持ち(578)
カテゴリ:ひとりごと
今、私が住んでいる地域はこの少子化の時代に目を疑いたくなるほど、子供が多く、しかも年々子供の数が増えていっている地域です。
10年前に130人程度で開校した小学校が今や1000人のマンモス校に膨れ上がり、校舎が足りなくなって毎年のように増築に次ぐ増築を繰り返しています。 そして、ついに小学校の敷地内に校舎を増築しきれなくなり、道をはさんで小学校の向かい側にある空き地を借り上げて校舎を作り、1年生がそこに入ることを市が決めました。 「一般道をはさんで1年生とその他の学年を分断します」という市の一方的な御達し。。。 この小学校に子供を通わせる親御さんたちは、それはもう猛反対です。 親御さんたちは、その道路を廃道にして小学校を一体化し、増築校舎の周りに新たな道路を設けるよう署名活動をし、市議会に陳情をあげました。 そしてその陳情は議会で採択されました。 しかし、市の行政は「前例がないから、それはできない」の一点張り。。。 1つの学校の中に一般道が通る・・・ 池田小学校の事件以来、学校の安全面は誰もが危惧することだと思います。 「安全面で問題だ」と市民が声をあげると、「頻繁に行き来しないように、1年生は増築校舎エリアだけで1年間過ごせばいいだろう」と言うのです。 そんなわけで小さな校庭もそこに併設されるのだそうです。。。 1年生が異年齢との交流が全くできずに1年間隔離されて過ごす・・・ これでは子供の育ちに影響を与えるんじゃないか?ぐらいのことは、専門家でなくても分かりそうなことです。 異年齢と関われないことが子供の発達に与える影響・・・ 心理学をかじった程度の私ですら怖いと思っているのですが、専門家はこの影響をどう見るか知りたかったので、今日は某大学で保育学や児童心理学を教えている先生に話を聞いてみました。 すると、やはり思ったとおりの答えが帰ってきました。 「この時期の子供は、さまざまな人との関わりから思いやりや社会性を学び、お兄さん、お姉さんなどの身近なモデルをみて、「ああなりたいな~」と憧れを抱き夢をもつようになるのに、そういうチャンスが無いことは、人格形成に大きな影響を与える事になると思いますよ」と。 うちの子供が通う小学校ではないのですが、市が子供の健全な発育の問題を無視して、こんな政策をしているかと思うと黙っていられません!! 今日はこれから「市長懇談会」に行って、このことを市長に訴えてきます!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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