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テーマ:ママの気持ち(579)
カテゴリ:きょうのできごと
昨日の日記に書いたように、1年生だけを他学年と分けて道を挟んで向こう側の校舎に入れるという市の施策に対して、何とか小学校が一体化できる方法は無いのか直接市長と相談したいと思い、市長懇談会に出かけてきました。
先に結論から言っちゃいますが、 ゼンゼン話し合いができる相手ではなーい! 私が小学校の名前を出した途端に、「ああまた、その話か」というような顔をされて、「その話には一切聞く耳は持たない!」というスタンスに立たれたようでした。 以下、私の覚えている限りでどんな話し合い(とは呼べない)があったかを書いてみます。 私「1年生だけを別校舎に入れて1年間を過ごすというのは、異年齢との関わりを持って社会性を身につけたり、身近なモデルであるお兄さん、お姉さんに憧れて育つチャンスを失うことになり、子供の人格形成に与える影響が大きいと保育、児童心理学専門の先生も言っております。 子供の健全な発育という観点から、小学校を一体化する方法をご検討いただけないでしょうか?」 市長「これは、教育委員会の方が決めて、すでに地域の皆さんへの説明会をやり、そこで全て説明しています。」 (ぜんぜん答えになってません・・・) 私「なぜ1年生なのでしょうか。どうしても分断せざるを得ないのであれば6年生が入る方が適当だと思うのですが。」 市長「それは、教育委員会が1年生が一番適当だと判断したからでしょう。」 (また、教育委員会ですか・・・) 私「小学1年生が異学年の生徒と自由に交流できない環境は、子供の発育上で影響があるように思いますが、どう思われますか。」 市長「1年生だけを隔離するなどとは言ってないでしょう。 道を渡ればすぐに向こうへ行けるんですから、自由に行き来すればいいじゃないですか。 この地域には安全指導員を一人配置することにしたのですから。 皆さんは危険だ危険だとおっしゃるが、生徒はその道を通って登下校しているんですよ。登下校は危険じゃないんですか?それと同じでしょう!」 (話をすりかえられた!) 市の職員「えー、この話はこの辺でよろしいでしょうか。では次の方・・・。」 (ゼンゼンよろしくないですっ!!!) 私の目的は市長と喧嘩をすることではなく、少しでも子供のことを考えた善後策を考えていただきたいという気持ちでしたので、できるだけトゲのないような言い方を心がけ、穏やかにまあるく話したつもりでした。 そして市長の言い分もあるだろうから、その言い分も受け止めようと思って臨みました。 しかし、そうやってこっちが努力しても、相手に全く話し合う気がなければ通用しません。。。 そもそも、この件は議会で陳情が採択されているのに、それを行政が無視しているぐらいですから、この市は議会制民主主義が機能していないわけで、はなっから一市民の声を聴こうとは思っていないのでしょうね。。 私の後に、公立保育園の民営化問題で意見していた5人の保育園児ママたちが、私と同様に市長に食い下がっていました。 が、その時の市長も、小学校問題とまったく同じ対応・・・ 最初から、まるで耳をふさいで「聞きません!」と言っているかのような態度でした。 市長懇談会が終わった後、自治会長さんに 「いくら言ってもぜんぜん聞いてもらえないので、はっきり言って気が抜けました。。。」 と思わずこぼすと、 「そうなんだよ。ホントに聞かねぇから今日も言ってやったよ。うちらが言ってることも何年たってもやらねぇしよ。」 と反応してくれた自治会長さん。 ああ、分かる方は分かってくださるのだな、 と、ちょっとだけ嬉しくなりました。 ガッカリと肩を落として会場を後にすると、さっきの保育園ママたちが外で集まって話していました。 私が通りかかると声をかけられ、思わず話の輪に仲間入り! 延々1時間も話し、これからも連携をとってやっていこう!ということで意気投合しました。 小学校の問題も保育園の問題も、行政が子どもの教育について軽く考えているという部分で根っこは同じ。 本当に子どものことを一番に考えてくれる行政を切に求めて止みません。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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