そんなこんなで。先日から小虎がどんなにすっとぼけ太郎で暖簾に腕押しな小さな爺さんかという話を度々お送りしているのですが。この間正に正に脱力するような出来事があったのでご紹介いたします。
最近意味もなく、突如テーブルの上にあるものや、畳んで置いてある洗濯物、こまごましたものを投げ散らかすというやっかいなことをし始めた小虎。何か不満があるわけでもなく、ふいに思いついて投げたくなるようで、怒っても怒ってもニヤニヤ笑いながらあれやこれやを投げ散らかすので、母ちゃんとうとうブチキレました。
「あかんっていうとるやろー!」
と怒鳴って、小虎の両脇を(乱暴に)持って持ち上げて顔を近づけて。
「何でそんなことするんさ。ええ加減にしいよ。母ちゃんがしたらあかんていうとるのに何でそんなことするん?」
とにらみつけながらまくし立てるも、敵はニヤニヤしながらよそ見・・・。
「母ちゃん怒っとるんやに!こっち見な!あんたなぁ、もの投げたらあかんて・・・・」
以下延々と小言が続く。
しかし全然、分かってるんだか分かってないんだか・・・。
まさに馬の耳に念仏、どこ吹く風状態の小虎に、だんだん怒りも萎え。
「ええ?もうしたらあかんのやで!ごめんなさいは!?」
「ごめんなさい(平然)」
「ホンマに分かったん!?」
「わかった(平然)」
「何が!?」
「なにが(平然)」
この薄らボケ。
いっこも、なんにも分かってへん・・・・。
路上で急に猫になりきるそんな薄らボケくん。
○| ̄|_ ←こうなりたいのは母ちゃんです。
ああ。育児って難しいですね。
母ちゃんの怒りエネルギーを返せバカ!