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2011年03月31日
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カテゴリ:コミック関連
今、生徒会長に忠告を読みながら。

私がBLは小説よりもコミックの所有数が少ないのは。
コミックは苦手だったんだ・・と改めて思っています。
直接的な絵とか、すね毛などがあると、うきゃああ・・となってしまうのもありますけどね。

真剣に(と言うのも変ですが)コミックを読み始めると。

これは、指の形から右手よね・・・
次の絵で、うんうん・・ちゃんと右手で握ってますな・・と確認したり。
(次の絵で、それが左手になっていたりすると。もうパニックになります(大笑))

絵から、動きがどうなっているか・・・とか。態勢から、こうなる?と頭の中でグルグル。

あと・・結びついた部位の絵?で。
むにゅ・・ぐちゅっ・・などなどの、手書きの擬音付きで(大笑)書かれている線を、これはどっちのお腹の線?いや、太ももなのか?
などなど、考えてしまうので。
疲れてしまうんですよ(大笑)

文字だけを追って読むなら、速いんだけどねぇ・・・(^^;
是の各巻を15分で読み終わったのは、一重にファンブックで、あらすじを知っていたから・・と言うのも大きいですが。
あの時は、大まかな絵と文字だけを拾って読んだからです。

と言うところで。
私にしては珍しく!シリーズを大人買いしてしまった是の感想を・・・



志水ゆき:著

  

うぅ・・4~9巻は、アフィリ画像を貼ると文字数オーバーするので・・パス!

あらすじ

その一族には、強い言霊を持つ人間がいた。
彼らが発する、不幸をもたらす言葉は現実となり。相手に災いをもたらす。
しかし、それらの言葉を使えば。代償に発した本人も傷を負う。

言霊使いの傷を治し、常に傍らに寄り添うのが神ならぬ紙様。
人と同じ形をしているものの、血液は流れず。
腕がちぎれるような傷でも、一日もあれば治る紙・・・

人に在らざる存在であるものの。
彼らは、意志や心を持ち。存在意義や己の主人を求めるのだった・・


感想

1巻と2巻は、一族とはまるで関係のない青年・雷蔵と。
紙である紺のラブストーリーをメインに展開します。

一族ではない雷蔵が、初っぱなに来ているのは。
一般の人間である雷蔵の視点で展開した方が、よりお話に入り込めるからでしょう。

いきなり。
こういう力を持った一族で。それが決まり事ですから・・と押しつけられるよりも。

え?何?この人たち・・
ご飯食べないの?つーか、やたらとさかってるし・・(こら)
いちいち、キスとか妖しい?事してるんですけど?

と驚いたりしながら、彼らの事を知っていく方が馴染みが良いからかな?

3巻と4巻は、雷蔵をこの家に紹介し。
紺にお客を斡旋していた悪徳不動産業者の玄間と、その紙である氷見をメインに展開します。

5巻と6巻は、玄間と一緒に仕事をする隆成(と言うよりも下請け?)と彼の紙である守夜のお話。
彼らは、1巻で紺を狙ってきたヤクザさんの始末をしにきた時にも登場してますが。

メンテナンスに来たら、屋敷が吹っ飛んで受けられなかった・・ことから、メインに躍り出ております。

こういう感じで。前にちょっと・・何らかの形で登場していた人物が。
今度はこのカップルね~と言う形で、再登場!と言うのは。
好きな描かれ方です(^^)v

時系列に流れていないので、3巻と4巻の氷見達の話の時には。
まだ、琴葉を育成中だった近衛の話も出てきます。
後で、あぁ・・餌付けって、これか!!と解るのが嬉しいです。

メインカップルの出会いから、経過のシーンは。
過去になるし。あれ?となる事もあるかもしれませんが(大笑)
各カップルを描く場合は。時系列に並べるわけにはいきませんものね~(^-^)。
それこそ、視点が飛んで読みづらくなっちゃいますもの。

そして。1巻から登場しているし。途中途中で、ちょっとずつ描かれていた
無口な琴葉と、面倒見の良さそうなあんちゃん!(琴葉にとってはおかん?おとん?)の近衛のお話。

1巻や2巻でも、仲直り?が描かれていた当主の彰伊と。
近衛には悪戯するものの(゜゜)\バキッ☆、仲間である紙をいつも見守っている阿沙利。
彼らの大人の恋が描かれ。

そして、ちょっとだけですが。
分家の双子が出てきたりしつつ、お話は。
初っぱなの物語・・・最終章へと入ってきています。

血痰を吐いたものが、長持ちの上にかかった事で。
和記の逆鱗に触れたヤクザさん。

その長持ちの中に入っていたのが、創始者の3人目の紙であった真鉄。
紺と同じ髪の色の存在・・・

自ら主人を選ぶ紙。
しかし、紙を作った人形師の手をすり抜けて。彼らはいつも他人の物となる。
人形師の物にはならない。

言霊使いではない主人を選んだ紺。

そして、白紙に戻ったなら。
氷見のように、過去の記憶は一切失われてしまうはずだったのが。
阿沙利が見せた奇跡。

これらを受けて。

コミック派なので(大笑)今の展開はどうなっているかは解りませんが(大笑)
コミック10巻では、お話がいきなり過去へと移動しています。




あの長持ち?の中にある真鉄と。
謎ばかりの人形師・和記
そして・・紙を3人使っていた・・と言う特別な存在。
一族の創始者?である力一の物語ですね。

9巻で、ずっと力一に縛られてきた阿沙利が。
さよなら・・と別れを告げた時に、ちらっと出てきた彼ですか!!
その孫達?には、ちょっと想像がつかない豪放磊落な性格だねぇ・・

ところで!!琴葉が、コミック10巻で出てきた赤ちゃん・千乃(力一と、彼に助けられた女性の子)の息子で、兄ちゃんが居るって・・

子供を産んだら、能力は子供に引き継がれてしまい。力をなくす・・んですよね?
千乃は、一粒種だったから。かなり力が強かったのかな?

10巻の終わりで、滝壺に流れ着いた男性が。
さぁ・・これは、千乃の側で眠ることを許された貴光さん(前当主)なのか?
それとも・・?

まだ、力一の最後なども解らないので。
待たれる!!最終巻!!


しかし。このオッサン(力一)のおかげで(オッサン言うな・・(大笑))そりゃ、和記だってほだされちゃうよね~、今の彼らがあるんだねぇ~~
と、変に納得してしまいます。

隆成カップルの時に。
チラッと、タイトルである「是」がセリフの中に出てきて。
おぉお!と思ったのですが。

和記が出した条件に。
ニカっと笑って「是」だ!!と力強く言った力一。

出たぁああ!!よっしゃぁ!!これかぁ!!
あのカットでは、鳥肌が立ちましたよ!!


どのカップルが好きか?と言われたら。
頑張った当主カップルも、若紫育成(゜゜)\バキッ☆プロジェクトの近衛カップルも、
おっとこまえ~~な守夜達も嫌いじゃないです。
まだ、和記と真鉄はどうなるか解らないので置いておきますが・・・

それぞれに好きなんですよね・・・・

ただ。
インパクトと言うか、白紙に戻るシーンを最初に見てしまったことと。
やたら、そういうシーン(大笑)が巻末やファンブックなどにも描かれている機会が多い玄間と氷見カップルの印象が強いです。

しかぁし!!玄間が、オレ様なので(大笑)

意外かもしれませんが。ソミュラ的には。
安心して見ていられるので、ホッとするな・・と言うので雷蔵と紺くんカップルかな?
種族?や、言霊使いであるなしもすっ飛ばし!(その前に、男同士と言うのは当然すっ飛ばし(゜゜)\バキッ☆)
この子達なら、いろいろあっても仲良しさんで。普通のカップルしているだろうし。
良い恋愛関係を築いていくだろうな・・と微笑ましく、安心して見ていられるかな?

各カップルごとに、見どころや萌え!!語りもあります。
が、書き始めると終わらないので。それらは、また機会があって。気力があれば・・・
(CD付録の小冊子で、雷蔵くんがどのくらいでかいか・・・
紺君の手つきで(大笑)なんか・・・・すげぇ!と納得しちゃったり(こら))

とりあえず。1~10巻を一気読みした感想でした!








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最終更新日  2011年03月31日 21時59分41秒
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