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神学校ーＮｏｌｉ　ｍｅ　ｔａｎｇｅｒｅー　オーガスト神父グッドエンド！　

ここから先は。
誰を選ぶ？って出来ないわけなんですよ（大笑）
嫌いだろうが、プレイしたくなかろうが(゜゜)＼バキッ☆
コンプリートするには、通らないわけにはいかないのでした！

なので。ゲームをインストールした時から選ぶことが出来る３人の後は。
誰がどう通ってもオーガスト神父です。



共通あらすじ・・・（ちょっと前回とは違う部分もあります～～）

冬休みに、帰宅したなら。
教会は炎に包まれていた。その中で、息絶えていた妹と母。
そして、赤い蛇を巻き付けた十字架の絵を前に倒れていた父。

何が起こったのか？
どうして、自分は生きているのか？
神は何故、敬虔な神父であった父や、幼い妹までもが殺されるのを黙って見ていたのか？

父のような神父になりたい！と、頑張っていた学校の授業も。
今のマイケルには、信じ切ることが出来なくなっていた。
そんな時、父の前にあった絵が。悪魔崇拝の秘密結社のもので。
在籍している神学校に、連綿として続いていた組織だと言うのだ・・

組織と家族の死に何か関係があるのか？
マイケルは、秘密結社に入会し。内部から調べていくことにする・・・

しかし。
学内に逗留したモラン氏から、父も秘密結社に入っていた事を教えてもらう。
そして・・おそらく、父が秘密結社のリーダー・ルシフェルから与えられた預言は。
自分に届いた預言と同じものだったのではないか？と思うマイケル

その預言は「望みが全て叶った時には、自らの手で愛する者を殺すであろう」と言うものだった・・


オーガスト神父ルートあらすじ・・・

学校で、一番若く。
先生と言うよりも、兄のような存在のオーガスト神父。

マイケルが、反省室送りになった時には。
戦場ではいろいろな事があった。
そういう現場を見ていると、神の存在が信じられなくなる・・と言ってくれた。

双子の弟のガヴィは、彼に近づくことにいい顔をしなかったが。
マイケルと同じく、家族を殺された過去を持つと語ってくれたオーガスト。
無理して、友人達と合わせることもない・・一人で居たい時もあるよね？と共感してくれる大人である彼の側は、居心地が良かった。

だから、湖に居る彼の元へと、つい足を向けてしまうのだった。
そんなある日。
冬の湖に落ちてしまったマイケルを助け上げたオーガストは。

凍えている身体のマイケルに・・・・

オーガスト神父グッドエンド感想

何しろ、隠しルートと言いますか。
ゲームスタートから攻略出来る３人全てのグッドエンドを見なくちゃいけないわけです。
そうしないと、彼のルートは開かない（選択肢が現れません）。

しかぁし！！
その３人のルートで、彼の正体ってもう分かっているわけですよ！

えー今更ぁ？？
彼とグッドエンドってあるの？？

３人のグッドエンドの最後の方で、マイケルに殺してくれ！と哀願するオーガスト神父。
人であるから、貴方を殺すことは出来ないと答えるマイケル。

そこで、学内に居ることも出来なくなった彼は・・・・と言う破滅ルートをたどります。
それぞれ違う死に方をしてくれます（ネタバレになってませんように・・）。
共通するのは、自殺をしてしまうって事なのですが。

そのラスボスとのグッドエンドって事は・・
ラスボスは、悪を悔いることもなく。自殺する事もなく、結ばれるって事？

えーっと？それこそ堕天？？と言うか、悪の快楽まっしぐら？
え～～～
どうよ、それって・・と思っていましたが。

確かに。肉の愛でまっしぐら(゜゜)＼バキッ☆と言うものもありましたが。
それはバッドエンド。

なので、グッドエンドと言いつつ。
他のルートのように、恋人として結ばれるエンドではありません。

そうですねぇ・・
今までにないＢＬのグッドエンドであった事は間違いがないでしょう。

どちらかと言うと、オーガスト神父のバッドエンドルートなら。
あぁ・・今までにも、こういう３ぴー(゜゜)＼バキッ☆的なラストだったり。
受け（主人公）は、求めているけど。
相手にはあまりその気はなさそう(゜゜)＼バキッ☆の両思いじゃないエンド？はあったね・・・と納得しちゃいます。

ただ・・どうして、オーガストが最初からマイケルを気に入っているのか？
何故、マイケルに殺させるようにし向けるのか？憎しみを煽るのか？

マイケルの父親も込みで、気に入っていたとしても。
彼に固執する理由のような物・・

それが、語られます。

ルートの最後の方で、まさに天使対悪魔！のような対決の絵が出てきますが。
そこの絵は、こういう時だと言うのに「おぉお！」と思ってしまいます。

これは。
他のルートでも思うことですが。
マイケル視点で描かれるゲームですから。
プレイヤーが気が付かない事や、知らないことは、いろいろあります。
相手が口にして言わないと解らない真意や、マイケルが居ないところで遭遇した出来事。
しかし。それらを何故か追体験したり、知ることが出来るようになっています。

例えば。
セシルが校長に・・と言うシーンや。
ニールとの合体後の（ニールの）一人思いなど・・・


今回のオーガスト神父のルートでは。
オーガストの視点で、見た戦場。
それが描かれていきます。

ここが、彼の再出発点。
彼の悲劇の始まり。

その追体験を通して、マイケルが選択したものとは・・・・

グッドエンドと言いつつ。
ラブラブハッピーにはなりませんでした。

これは、それまでオーガスト神父がしてきた事を思ったら。
仕方ないよね・・と思えます。
ここで、相手とラブラブになるなんて・・あり得ないですものね。

そういう意味でも。ぶれてはいないゲームだったなぁ・・としみじみ思います。

でも・・・
オーガストにとっては。
ある意味ハッピーなエンドになったのではないでしょうか？

マイケルが下した結論に。
一粒流れた涙・・・
それが、何よりの証拠ではないでしょうか？

さぁ！！次回は、いよいよラスト！
号泣してしまいそうになった、ガヴィルートと感想総括を！！